2008年 07月 03日
タピオラ幻景 左手のためのピアノ作品集2 |
図書館にあったので借りてみました。
本を読んだあとだとどうしても「どのへんが?」と思いながら聴いてしまい、無心になれないのがつらいところ。ただでさえクラシックは門外漢で聴きどころがわからないというのに・・・。でも、舘野氏も本の中で何度も言っていましたが、左手だけになってピアノを弾くのが不自由、とか、両手でないからできない、ということではないんですよね。
1~5はクラシックというよりヒーリング音楽というか、昔はやったジョージ・ウィンストンのような雰囲気でした。とても聴きやすい。「北欧の森や風、光や水を感じさせるような音楽」との希望を入れて作曲されたそうで、まさにそうしたイメージが目の前に浮かんでくるような音です。
8~10はタイトル通り、不安をかきたてるような不気味な音の連なりで、ところどころに日本的なメロディ(さくら、さくら?)がかすかに織り込まれているのがよけいに不気味。私のもつ「バラード」の印象とは180度違います。聴いてて楽しいというふうには思えないけど、こういうタイプの曲も必要なんでしょうか。まあ、ドラマチックではあるわなあ。
1. タピオラ幻景 作品92(舘野泉に献呈) 光のヴィネット
作曲: 吉松隆
2. タピオラ幻景 作品92(舘野泉に献呈) 森のジーグ
作曲: 吉松隆
3. タピオラ幻景 作品92(舘野泉に献呈) 水のパヴァーヌ
作曲: 吉松隆
4. タピオラ幻景 作品92(舘野泉に献呈) 鳥たちのコンマ
作曲: 吉松隆
5. タピオラ幻景 作品92(舘野泉に献呈) 風のトッカータ
作曲: 吉松隆
6. トッカータとフーガ 作品56 トッカータ
作曲: タカーチュ
7. トッカータとフーガ 作品56 フーガ
作曲: タカーチュ
8. 小泉八雲の『怪談』によるバラード2 作品127(舘野泉に献呈) 振袖火事
作曲: ノルドグレン
9. 小泉八雲の『怪談』によるバラード2 作品127(舘野泉に献呈) 衝立の女
作曲: ノルドグレン
10.小泉八雲の『怪談』によるバラード2 作品127(舘野泉に献呈) 忠五郎の話
作曲: ノルドグレン
11.プレリュード第6番
作曲: モンポウ
本を読んだあとだとどうしても「どのへんが?」と思いながら聴いてしまい、無心になれないのがつらいところ。ただでさえクラシックは門外漢で聴きどころがわからないというのに・・・。でも、舘野氏も本の中で何度も言っていましたが、左手だけになってピアノを弾くのが不自由、とか、両手でないからできない、ということではないんですよね。
1~5はクラシックというよりヒーリング音楽というか、昔はやったジョージ・ウィンストンのような雰囲気でした。とても聴きやすい。「北欧の森や風、光や水を感じさせるような音楽」との希望を入れて作曲されたそうで、まさにそうしたイメージが目の前に浮かんでくるような音です。
8~10はタイトル通り、不安をかきたてるような不気味な音の連なりで、ところどころに日本的なメロディ(さくら、さくら?)がかすかに織り込まれているのがよけいに不気味。私のもつ「バラード」の印象とは180度違います。聴いてて楽しいというふうには思えないけど、こういうタイプの曲も必要なんでしょうか。まあ、ドラマチックではあるわなあ。
1. タピオラ幻景 作品92(舘野泉に献呈) 光のヴィネット
作曲: 吉松隆
2. タピオラ幻景 作品92(舘野泉に献呈) 森のジーグ
作曲: 吉松隆
3. タピオラ幻景 作品92(舘野泉に献呈) 水のパヴァーヌ
作曲: 吉松隆
4. タピオラ幻景 作品92(舘野泉に献呈) 鳥たちのコンマ
作曲: 吉松隆
5. タピオラ幻景 作品92(舘野泉に献呈) 風のトッカータ
作曲: 吉松隆
6. トッカータとフーガ 作品56 トッカータ
作曲: タカーチュ
7. トッカータとフーガ 作品56 フーガ
作曲: タカーチュ
8. 小泉八雲の『怪談』によるバラード2 作品127(舘野泉に献呈) 振袖火事
作曲: ノルドグレン
9. 小泉八雲の『怪談』によるバラード2 作品127(舘野泉に献呈) 衝立の女
作曲: ノルドグレン
10.小泉八雲の『怪談』によるバラード2 作品127(舘野泉に献呈) 忠五郎の話
作曲: ノルドグレン
11.プレリュード第6番
作曲: モンポウ
by timeturner
| 2008-07-03 20:44
| 音楽
|
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