2007年 09月 16日
ボーン・アイデンティティ |
続編の「ボーン・スプレマシー」を先に見てしまい、しかもそれほど面白いと思わなかったので、いまいち積極的にこれを見る気になれなかったんですが、クライヴ・オーウェンが出ているのに最近気づいてTSUTAYAの半額クーポンを利用して借りてきました。
さすがに面白かった。アクションシーンのキレがよくて見ていてスカッとします。意表をつくアクションも多いから、映画館で見てたら「おーっ!」という声が聞けたかも。記憶喪失の工作員という設定も1作目では効いてる。原作を読んでいないのでどこまで同じなのかわかりませんが、監督のコメンタリーによるとトレッドストーンの設定は脚本の段階で付け足したそう。
それはいいんだけど、そのトレッドストーンで訓練されたと思われる3人の殺し屋の存在感がいまいち希薄。お目当てだったクライヴ・オーウェンはそれでも出演時間はいちばん多かったけれど、それだって合計で15分くらい? あれだったら別に彼じゃなくてもいいんじゃないか、と思った。ひょっとしたら最初の脚本ではもう少し彼のキャラクターに肉付けされていたのかも。殺し屋を3人も出さずに強力なのひとりに絞ったほうがよかったんじゃないかな。いえ、別にクライヴをもっと見たいからというだけじゃなくてね。
最悪なのは最後の対決シーン。ジェイソンが何もわかっていないのは明らかなのに、上司が事情をベラベラ喋りまくるというのはあまりにも現実的じゃなくて一気にがっかりしてしまいました。というか、この映画のCIAはアホ過ぎ。それと2002年の映画だから仕方がないんだけどCIAのオフィスのPCモニターのほとんどがブラウン管なのがいま見るとすご~く変(^^;)。たった5年前なのにPCの世界はほんとに進行が早い。映画を作る側も苦労するわよねえ。
相手役の女優さんはとてもよかった。特にショートカットにしてからがすごく魅力的。いわゆるハリウッド女優のような「若くてピチピチ、でもそれだけ」ってタイプじゃないのがいい。
原題:The Bourne Identity(2002)
上映時間:119 分
製作国:アメリカ
監督:ダグ・リーマン
出演:マット・デイモン、フランカ・ポテンテ、クリス・クーパー、クライヴ・オーウェン、ブライアン・コックス、アドウェール・アキノエ=アグバエ、ガブリエル・マン、ウォルト・ゴギンズ、ジョシュ・ハミルトン、ジュリア・スタイルズ、オルソ・マリア・グエリーニ、ティム・ダットンほか。
さすがに面白かった。アクションシーンのキレがよくて見ていてスカッとします。意表をつくアクションも多いから、映画館で見てたら「おーっ!」という声が聞けたかも。記憶喪失の工作員という設定も1作目では効いてる。原作を読んでいないのでどこまで同じなのかわかりませんが、監督のコメンタリーによるとトレッドストーンの設定は脚本の段階で付け足したそう。
それはいいんだけど、そのトレッドストーンで訓練されたと思われる3人の殺し屋の存在感がいまいち希薄。お目当てだったクライヴ・オーウェンはそれでも出演時間はいちばん多かったけれど、それだって合計で15分くらい? あれだったら別に彼じゃなくてもいいんじゃないか、と思った。ひょっとしたら最初の脚本ではもう少し彼のキャラクターに肉付けされていたのかも。殺し屋を3人も出さずに強力なのひとりに絞ったほうがよかったんじゃないかな。いえ、別にクライヴをもっと見たいからというだけじゃなくてね。
最悪なのは最後の対決シーン。ジェイソンが何もわかっていないのは明らかなのに、上司が事情をベラベラ喋りまくるというのはあまりにも現実的じゃなくて一気にがっかりしてしまいました。というか、この映画のCIAはアホ過ぎ。それと2002年の映画だから仕方がないんだけどCIAのオフィスのPCモニターのほとんどがブラウン管なのがいま見るとすご~く変(^^;)。たった5年前なのにPCの世界はほんとに進行が早い。映画を作る側も苦労するわよねえ。
相手役の女優さんはとてもよかった。特にショートカットにしてからがすごく魅力的。いわゆるハリウッド女優のような「若くてピチピチ、でもそれだけ」ってタイプじゃないのがいい。
原題:The Bourne Identity(2002)
上映時間:119 分
製作国:アメリカ
監督:ダグ・リーマン
出演:マット・デイモン、フランカ・ポテンテ、クリス・クーパー、クライヴ・オーウェン、ブライアン・コックス、アドウェール・アキノエ=アグバエ、ガブリエル・マン、ウォルト・ゴギンズ、ジョシュ・ハミルトン、ジュリア・スタイルズ、オルソ・マリア・グエリーニ、ティム・ダットンほか。
by timeturner
| 2007-09-16 13:47
| 映画
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