2007年 08月 04日
After The Wedding |
機内で見た映画の1本目。
インドで孤児の救済活動に従事するヤコブは、スポンサーとなってくれるかもしれない実業家ヨルゲンから審査のためデンマークに来て面談するよう強制される。資金繰りが苦しい組織のためしぶしぶ故国に戻ったヤコブはヨルゲンから彼の娘の結婚式に招待された。その結婚式でヤコブは思いがけない人に再会・・・。
「カジノ・ロワイヤル」で血の涙を流していた悪漢ル・シッフルを演じたマッツ・ミケルセンが主演です。マッツは「キング・アーサー」での鷹を連れた騎士トリスタンがかっこよくて「お」と思ったのですが、このときのルックスがちょっとアラゴルンぽかったのと、デンマーク人だったのとで海外メディアでは「第二のヴィゴ・モーテンセン」とか言われていました。実際にはそれほど似てないのにね。
なんとも言えない不思議な映画でした。メロドラマっぽい要素も多分にあるし、あり得ないような展開もあるんだけど、それが決して嫌味ではなくて大人のためのお伽噺のように納得できる。悲しいんだけれどどこかに希望があり、そしてほんのりおかしい。不思議なタッチです。
俳優さんたちもけっこうごつい雰囲気の人が多く、ハリウッド映画のようなきらびやかさはないけれど、心にしみるような演技を見せてくれます。どちらかというとフランス映画に近いかも。とはいえフランス映画のように饒舌ではありません。いかにも北国らしい寡黙なところがいい感じ。
マッツはもともと体操やダンスをしていたそうで、動きがとてもなめらかできれいです。「カジノ・ロワイヤル」であまりアクションのない役だったことをインタビューで残念がっていましたが、確かにあれはもったいなかったかも。
10月にシネカノン有楽町で公開されるようです。公式サイトはこちらですが、例によってネタバレが激しいのでストーリーは読まないほうがいいです。
邦題:アフター・ウェディング(2006)
上映時間:120 分
製作国:デンマーク/スウェーデン
監督:スザンネ・ビエール
出演:マッツ・ミケルセン、ロルフ・ラッスゴル、サイズ・バベット・クヌーゼン、Stine Fischer Christensen、Christian Tafdrup、Ida Dwingerほか。
インドで孤児の救済活動に従事するヤコブは、スポンサーとなってくれるかもしれない実業家ヨルゲンから審査のためデンマークに来て面談するよう強制される。資金繰りが苦しい組織のためしぶしぶ故国に戻ったヤコブはヨルゲンから彼の娘の結婚式に招待された。その結婚式でヤコブは思いがけない人に再会・・・。
「カジノ・ロワイヤル」で血の涙を流していた悪漢ル・シッフルを演じたマッツ・ミケルセンが主演です。マッツは「キング・アーサー」での鷹を連れた騎士トリスタンがかっこよくて「お」と思ったのですが、このときのルックスがちょっとアラゴルンぽかったのと、デンマーク人だったのとで海外メディアでは「第二のヴィゴ・モーテンセン」とか言われていました。実際にはそれほど似てないのにね。
なんとも言えない不思議な映画でした。メロドラマっぽい要素も多分にあるし、あり得ないような展開もあるんだけど、それが決して嫌味ではなくて大人のためのお伽噺のように納得できる。悲しいんだけれどどこかに希望があり、そしてほんのりおかしい。不思議なタッチです。
俳優さんたちもけっこうごつい雰囲気の人が多く、ハリウッド映画のようなきらびやかさはないけれど、心にしみるような演技を見せてくれます。どちらかというとフランス映画に近いかも。とはいえフランス映画のように饒舌ではありません。いかにも北国らしい寡黙なところがいい感じ。
マッツはもともと体操やダンスをしていたそうで、動きがとてもなめらかできれいです。「カジノ・ロワイヤル」であまりアクションのない役だったことをインタビューで残念がっていましたが、確かにあれはもったいなかったかも。
10月にシネカノン有楽町で公開されるようです。公式サイトはこちらですが、例によってネタバレが激しいのでストーリーは読まないほうがいいです。
邦題:アフター・ウェディング(2006)
上映時間:120 分
製作国:デンマーク/スウェーデン
監督:スザンネ・ビエール
出演:マッツ・ミケルセン、ロルフ・ラッスゴル、サイズ・バベット・クヌーゼン、Stine Fischer Christensen、Christian Tafdrup、Ida Dwingerほか。
by timeturner
| 2007-08-04 21:37
| 映画
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