2007年 06月 07日
私のパッパ-鴎外と子どもたち- |
鴎外記念図書館が本郷図書館に移転して、元々が森鴎外の家だった観潮楼跡は鴎外記念室となったんですが、これまで入ったことがありませんでした。2月から開催されていた「私のパッパ-鴎外と子どもたち-」展が今月末までなので今日行ってみました。
展示室は図書館時代と同様、奥の20畳程度のスペースなのですが、思った以上に見ごたえがあって面白かった。
津和野の生家の写真から始まり、一家で上京し、(年齢を偽って)12歳で東京大学医学部予科に入学、19歳で卒業、軍医となってドイツ留学、帰国して結婚、離婚、再婚、そして死までが写真と原稿、遺品などの展示とともに解説されています。この企画のテーマである鴎外と子どもたちとの関係がクローズアップされてはいるのでエリーゼの存在にはいっさい触れられていないのがいささか奇妙でした。
それにしてもやっぱり天才なんですねえ。なのに天才にありがちな自分勝手だったり奇矯だったりするところがほとんど見られない。子どもたちを大切にし、仕事中であろうと子どもたちがやってきたら即座に中断して子どもに集中したというのはすごいと思いました。妻にも子どもの言うことは真剣に聞かなくてはいけないと諌めていたそうで、それって明治の人(生まれは江戸時代ですが)としてはすごいと思いませんか? やはりドイツ留学の影響なんでしょうか。
ひとつ目を引かれたのは鴎外がドイツ留学時代、誕生日プレゼントにもらったというビアジョッキ。すごく凝っていて素敵で、鴎外も書斎に飾って大切にしていたそうなんですが、これ、Villeroy&Boch のものでした。さすが老舗。
展示室は図書館時代と同様、奥の20畳程度のスペースなのですが、思った以上に見ごたえがあって面白かった。
津和野の生家の写真から始まり、一家で上京し、(年齢を偽って)12歳で東京大学医学部予科に入学、19歳で卒業、軍医となってドイツ留学、帰国して結婚、離婚、再婚、そして死までが写真と原稿、遺品などの展示とともに解説されています。この企画のテーマである鴎外と子どもたちとの関係がクローズアップされてはいるのでエリーゼの存在にはいっさい触れられていないのがいささか奇妙でした。
それにしてもやっぱり天才なんですねえ。なのに天才にありがちな自分勝手だったり奇矯だったりするところがほとんど見られない。子どもたちを大切にし、仕事中であろうと子どもたちがやってきたら即座に中断して子どもに集中したというのはすごいと思いました。妻にも子どもの言うことは真剣に聞かなくてはいけないと諌めていたそうで、それって明治の人(生まれは江戸時代ですが)としてはすごいと思いませんか? やはりドイツ留学の影響なんでしょうか。
ひとつ目を引かれたのは鴎外がドイツ留学時代、誕生日プレゼントにもらったというビアジョッキ。すごく凝っていて素敵で、鴎外も書斎に飾って大切にしていたそうなんですが、これ、Villeroy&Boch のものでした。さすが老舗。
by timeturner
| 2007-06-07 17:01
| 学習
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