2006年 12月 13日
Night of The Gargoyles |
もう最高!
たった30ページの薄~い本ですぐに読めちゃうんですが、読んでる間ひとりでぐふぐふと不気味に笑い続けておりました。特に強烈なギャグだとか、奇想天外な発想というのではないんですが、タイミングがものすごくいいのね。
なにげなくページをめくったときに出てくるイラストと文字の組み合わせの妙が素晴らしい。文のほうは物語というより詩のようです。子供向けだから難しい言葉は使っていないんだけど、それでいてリズミカルで気持ちのいい流れ。
イラストは表紙と同様、鉛筆書きのモノクロトーンで、不気味でいながら幻想的、それでいてユーモラス。
ガーゴイルというのは西洋の古い建物にくっついているあの怪物くんたちのことですが、私はあれを見るとどうしても写真を撮りたくなるし、しばらくは目が離せなくなります。おそらくそういう人がたくさんいるから、こういうお話が成り立つんですよね。
言葉のリズムや韻を感じるためにはやはり英語で読むほうがいいと思うけど、日本語版は江國香織さんが訳しているそうなので、それはそれでまた別の味わいがありそう。そっちも借りてみようかしら。
Night of the Gargoyles
邦題:夜がくるまでは
作者:Eve Bunting
イラスト:David Wiesner
出版社:Clarion Books
ISBN:0395968879
たった30ページの薄~い本ですぐに読めちゃうんですが、読んでる間ひとりでぐふぐふと不気味に笑い続けておりました。特に強烈なギャグだとか、奇想天外な発想というのではないんですが、タイミングがものすごくいいのね。
なにげなくページをめくったときに出てくるイラストと文字の組み合わせの妙が素晴らしい。文のほうは物語というより詩のようです。子供向けだから難しい言葉は使っていないんだけど、それでいてリズミカルで気持ちのいい流れ。
イラストは表紙と同様、鉛筆書きのモノクロトーンで、不気味でいながら幻想的、それでいてユーモラス。
ガーゴイルというのは西洋の古い建物にくっついているあの怪物くんたちのことですが、私はあれを見るとどうしても写真を撮りたくなるし、しばらくは目が離せなくなります。おそらくそういう人がたくさんいるから、こういうお話が成り立つんですよね。
言葉のリズムや韻を感じるためにはやはり英語で読むほうがいいと思うけど、日本語版は江國香織さんが訳しているそうなので、それはそれでまた別の味わいがありそう。そっちも借りてみようかしら。
Night of the Gargoyles
邦題:夜がくるまでは
作者:Eve Bunting
イラスト:David Wiesner
出版社:Clarion Books
ISBN:0395968879
by timeturner
| 2006-12-13 20:14
| 洋書
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