2006年 03月 23日
ナイト・ウォッチ/NOCHNOI DOZOR |
試写会に連れていってもらいました。自分から映画館に行って見ようとは思わないタイプの映画だったからラッキーでした。予告編や宣伝が怖そうだったんだもの。でも、もういい加減特撮ものに慣れてしまったのか、ほとんど目をつぶることなく見ることができました。まあCGがチープだってせいもあるんでしょうが。
本当に映画が好きな人たちが集まって作ったんだろうな、という作品でした。いろんな映画のいいとこどり。アイディアもカメラワークもシーンの構成も盛りだくさん。原作があるそうなので、その小説がそもそも過去のいろんな映画を盛り込んだような内容だったんでしょうが、そこにさらに映画制作スタッフの思いが重ねられたんですね、きっと。
あまりにもいろんな要素が詰まっているので、逆に途中でちょっと集中力がとぎれてしまうという難点もあります。もうちょっとしぼって、1点に集約していくような展開にしないと。それぞれのアイディアをばらして2時間ずつのTVドラマにしても10話までは軽くいけると思いました。
人間とは違う能力を持ったアザース(Others)と呼ばれる人たちがいて、それが光の軍団と影の軍団に分かれて戦う、というありがちな話ですが、生まれたときから光か影かに決まってるんじゃなくて、本人が自分の能力に気づいたときにどっちにするか選ばせるという設定が面白い。しかもこの映画を見た限りでは片方が善で片方が悪とも言い切れない。単にマフィアが2組で縄張り争いをしてるような感じでした(^_^;)。
予算がないから、どうしたって作りはチープなんだけど、それでもがんばっていろんなことを試しているのに好感がもてました。主人公がもうちょっとかっこよかったらもっとハマれたんだけどなあ。U2のBONOのクローンみたいでねえ。子役の男の子はすごく可愛かった。この映画は3部作の1つめで、もうすでに次の「デイ・ウォッチ」は出来てるらしいのでこの子を見に映画館に行くかもしれません(^_^;)。
ロシアでは「ロード・オブ・ザ・リング」の興行成績を超えたそうですが、冒頭のあたりはLOTRの導入部にそっくりです。おまけに悪の軍団の親玉がザヴロンという名前だったので「いくらなんでも」と笑ってしまいました(^_^;)。
原題: Night Watch/NOCHNOI DOZOR(2004)
上映時間: 115 分
製作国: ロシア
監督: ティムール・ベクマンベトフ
出演: コンスタンチン・ハベンスキー、ウラジーミル・メニショフ、マリア・ポロシナ、ガリーナ・チューニナ、ヴィクトル・ヴェルズビツキー、ワレーリー・ゾルツキン、ユーリ・クッシェンコほか。
本当に映画が好きな人たちが集まって作ったんだろうな、という作品でした。いろんな映画のいいとこどり。アイディアもカメラワークもシーンの構成も盛りだくさん。原作があるそうなので、その小説がそもそも過去のいろんな映画を盛り込んだような内容だったんでしょうが、そこにさらに映画制作スタッフの思いが重ねられたんですね、きっと。
あまりにもいろんな要素が詰まっているので、逆に途中でちょっと集中力がとぎれてしまうという難点もあります。もうちょっとしぼって、1点に集約していくような展開にしないと。それぞれのアイディアをばらして2時間ずつのTVドラマにしても10話までは軽くいけると思いました。
人間とは違う能力を持ったアザース(Others)と呼ばれる人たちがいて、それが光の軍団と影の軍団に分かれて戦う、というありがちな話ですが、生まれたときから光か影かに決まってるんじゃなくて、本人が自分の能力に気づいたときにどっちにするか選ばせるという設定が面白い。しかもこの映画を見た限りでは片方が善で片方が悪とも言い切れない。単にマフィアが2組で縄張り争いをしてるような感じでした(^_^;)。
予算がないから、どうしたって作りはチープなんだけど、それでもがんばっていろんなことを試しているのに好感がもてました。主人公がもうちょっとかっこよかったらもっとハマれたんだけどなあ。U2のBONOのクローンみたいでねえ。子役の男の子はすごく可愛かった。この映画は3部作の1つめで、もうすでに次の「デイ・ウォッチ」は出来てるらしいのでこの子を見に映画館に行くかもしれません(^_^;)。
ロシアでは「ロード・オブ・ザ・リング」の興行成績を超えたそうですが、冒頭のあたりはLOTRの導入部にそっくりです。おまけに悪の軍団の親玉がザヴロンという名前だったので「いくらなんでも」と笑ってしまいました(^_^;)。
原題: Night Watch/NOCHNOI DOZOR(2004)
上映時間: 115 分
製作国: ロシア
監督: ティムール・ベクマンベトフ
出演: コンスタンチン・ハベンスキー、ウラジーミル・メニショフ、マリア・ポロシナ、ガリーナ・チューニナ、ヴィクトル・ヴェルズビツキー、ワレーリー・ゾルツキン、ユーリ・クッシェンコほか。
by timeturner
| 2006-03-23 21:45
| 映画
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