2018年 10月 24日
Def Leppard@日本武道館 |
土曜から鼻水⇒喉の痛み⇒咳と順調に進展した風邪が持病の喘息まで引き起こし、きのう、ようやく医者に行って薬をもらったものの、そうそうすぐに効くわけもなく、本当はコンサート前に友人と会ってお茶するつもりだったのをキャンセルし、ぎりぎりまでベッドでやすんで、アリナミンV&Vでドーピングして出かけました。
きょうはアリーナのA3列だったんですが、A5列にあたるところが花道になっていたので、メンバー、特にジョーがしょっちゅうこっちのほうまで来てくれてラッキーでした。アメリカのツアーで少ししぼれたのか、一時ほどの巨体ではなく、横から見るとお腹より胸が出ている厚みのある体って感じ(欲目100%)。声もしっかり出てました。
今回のツアーはアルバム「Hysteria」の全曲再現という内容だったので、これまでのライヴでは聞いたことのない曲も登場し、まあ、長年のファンにとってはレアな機会ですが、初めて彼らを見る人がいたらちょっと物足りなかったかもしれないな。
ジョーが着ていたのは黒無地のTシャツの上に金モール風の飾りがついた黒の軍服風ジャケットでしたが、これって「Women」のビデオクリップで着ていたジャケットのパロディ? なんか安っぽくて感心しなかったなあ。
サヴはなんとピンクのスーツです。白のぴかぴかしたサテンのノースリーブシャツと黒のバスケットシューズを合わせて、バンドのお洒落担当という感じ。機嫌がとてもよくて、ジェスチャーも派手で、まるでフロントマンのようでした。アンコールのときは黒いQUEENのTシャツを着てて、これがピンクのパンツに良く合ってた。
フィルは例によって上半身裸で、赤に緑が少し入った細かいチェックのパンツ。ヴィヴは皮パンツに暗い色調のTシャツと上着でよく見えませんでした。最後に金色のレスポールを弾いてたのはちゃんと見てたんだけど。そういえば「Armagedon It」のときだったか、ジョーが「25年前にここで演ったとき、彼はバンドに入って最初のツアーでこの曲をやったんだよね」とヴィヴを紹介していた。
そして、中盤ではスクリーンにスティーヴ・クラークの写真が大写しになり、Seven Day Weekend Tourのときのライブ動画が少し挿入されて、ちょっとしんみり。
フィルをオリジナルのメンバーじゃないけどと紹介するシーンもあって、ジョーにとっては今回の来日公演はバンドの過去を振り返る懐古ツアーという意味付けなのかなと思いました。そういう意味では東京公演を一回にして会場を武道館にしたのは正解だったと思う。ファンがばらけなかったから2階までぎっしり人が入ってたし、バラードのときにみんなが携帯の画面をステージに向けたのでペンライトを使ったような光景になり、ジョーが階上を指して「Look at that!」とうれしそうに2回も言ってました。
そういえば、「Hysteria」をやったとき、最後のほうでジョーが花道に出てきて、満員の会場全体を指すような仕草をしながらボウイの「Heroes」の一節を歌いました。We could be heroes, Just for one day って。ジョーの気持ちが伝わってくるような気がしてじーんとしました。(アメリカ公演でもやってたりしてね)
1. Women
2. Rocket
3. Animal
4. Love Bites
5. Pour Some Sugar on Me
6. Armageddon It
7. Gods of War
8. Don't Shoot Shotgun
9. Run Riot
10. Hysteria
11. Excitable
12. Love and Affection
13. Let It Go
14. When Love and Hate Collide
15. Let's Get Rocked
16. Rock of Ages
17. Photograph
マーチャンダイズは買う気がなかったので覗きもしなかったんですが、友人の話ではものすごい列だったそう。そういえば私が開演20分くらい前に通りかかったときには係りの人が「今から並んだ場合、公演開始に間に合いません」と叫んでいたっけ。いまのご時世にそれだけ売れるってすごい。
by timeturner
| 2018-10-24 23:49
| 音楽
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