2017年 07月 05日
イタリアでの通信事情 |
タブレットとスマホどちらにもGoogleフォトのアプリをインストールして、撮った写真はWifiが使える場所で自動的にアップロードされるように設定した。だから、各端末の容量が一杯になったら写真を削除すればいいようにしておいたのだが、結局、その必要はなかった。
スマホにはモベルの音声・データ両用のSIMカード(4G・LTE/1GB/1か月・7,992円)を、NexusにはThree.co.ukのデータ通信用プリペイドSIM(4G・3G/12GB/3,680円・半年)を入れた。スマホにはSIMカードが2枚入るので、音声専用のSIM2にはこれまでずっと使っていたヨーロッパSIM(使った分だけ後払い)を入れ、通話はこちらでするようにしたのでSIM1のカードではデータ通信のみ使用。
けっこう費用がかかっているが、今回は初めてスマホを使うということもあり、どこでどのくらいデータ量がかかるのかの調査も兼ねて投資した。ThreeのSIMはアマゾンで買ったが、需要と供給の関係で値段がかなり変わるので、あわてて買わず様子を見たほうがいいと思う。
どちらも日本では使えないので、現地で使えないかもしれないというスリルを味わえる。実際、どちらもフィレンツェではなかなかつながらなくて苦労した。モベルのほうは、メールを入れると翌日には返事が来て、懇切丁寧にあれこれ教えてくれたのだが、Threeのほうは簡単な日本語の説明書がついているだけで、サポート窓口はないから、モベルで教わったことを参考にああでもないこうでもないと試していたら、いつの間にか使えるようになっていた。
スマホとタブレットを交互に使っていたから、スマホの1GBだけで足りるのかどうかはわからないが、2週間の旅行なら12GBも必要ないということだけは身にしみてわかった。次からはもっと小さくて安いのにしよう。
スマホのほうも、音声はヨーロッパSIMを使えるのだから7,992円もするカードはいらない。タブレットと同じ安いのを使えばいい。まあ、今回は何度もメールで助けてもらったのでそのサポート料と考えれば納得できるけど。
スマホがあれば重いタブレットは必要ないのではないかと思っていたのだが、データ容量よりもむしろバッテリーの問題で、両方あって助かった。というのも、道に迷ってGoogleマップを使ったりすると、電池をえらく食うのだよ。行程の途中でどちらかが電池切れになってしまい、写真が撮れないので、あわててもう一方に切り替えるということが2度くらいあった。最初にそれを経験してからは、さらに重くなるけれど、スマホ用の充電器を持って歩いた。
イタリアでのフリーWifiの普及は思ったほどではなかった。空港を除けば公共の場所にはほとんどないし、宿でも(B&Bが多かったせいもあるが)使えないところがけっこうあった。カフェやレストランでWifiありと謳っているところでも、教えてくれるパスワードが間違っていたり、つながらなかったりした。外国人にとっての不便さは日本とどっこいかもしれない。ツアーで使うようなホテルなら話は別だろうけど。
by timeturner
| 2017-07-05 22:58
| 旅行
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