2016年 02月 07日
雪とけ柳 |
とうとう江戸の店で商いを始めた京の呉服屋・井筒屋は、宣伝のための引き札(チラシ)を大量に配り、その引き札を5枚集めて持参した娘には高価な絹のしごきを渡すというプロモーションを仕掛けた。江戸じゅうの娘たちが目の色を変えて引き札を集め、井筒屋に走ったが、今度は配られたしごきは娘の器量によって色が違うことが明らかになり、美人の証である赤いしごきが注目の的になった・・・。
『夢かさね』に続く≪着物始末暦≫シリーズの4巻目です。
ようやくお玉と結婚した綾太郎は相変わらずお坊ちゃんで人生経験が足りないし、おみつとお糸の隠された恋敵問題も解決されていないというのに、余市に因縁があるらしい井筒屋がどんどん悪人顔をさらしていくので気が気じゃありません。
禁色
歳月の実
雪とけ柳
絹の毒
それにしても、一個人ではなく井筒屋という店全体が悪の巣窟みたいなのはちょっといかがなものかと思うぞ。死ね死ね団じゃあるまいし、ちょっと現実離れしすぎてる気がします。でもまあ、話はまだまだ続くのでこの後どうなるかわかりませんが。
雪とけ柳―着物始末暦〈4〉 (時代小説文庫)
作者:中島 要
出版社:角川春樹事務所
ISBN:4758438749
『夢かさね』に続く≪着物始末暦≫シリーズの4巻目です。
ようやくお玉と結婚した綾太郎は相変わらずお坊ちゃんで人生経験が足りないし、おみつとお糸の隠された恋敵問題も解決されていないというのに、余市に因縁があるらしい井筒屋がどんどん悪人顔をさらしていくので気が気じゃありません。
禁色
歳月の実
雪とけ柳
絹の毒
それにしても、一個人ではなく井筒屋という店全体が悪の巣窟みたいなのはちょっといかがなものかと思うぞ。死ね死ね団じゃあるまいし、ちょっと現実離れしすぎてる気がします。でもまあ、話はまだまだ続くのでこの後どうなるかわかりませんが。
雪とけ柳―着物始末暦〈4〉 (時代小説文庫)
作者:中島 要
出版社:角川春樹事務所
ISBN:4758438749
by timeturner
| 2016-02-07 19:22
| 和書
|
Comments(0)