2014年 09月 07日
西の魔女が死んだ |
映画を観たのでもういいかと思っていたのですが・・・。
やっぱり面白かった。梨木さんの書くものはこっちの好みのど真ん中を突くときと、なんか違うなあと感じるときとはっきり二つに分かれるのですが、これはど真ん中のほうでした。ファンタジーと現実の混ざり具合がちょうどいい。というか、ファンタジーな要素は実際にはほとんどないのだけれど、こういう生き方・暮らし方が今の世の中ではファンタジーなんだな。
自分の映画の感想を読み直して、そうか、映画はすごく忠実に小説を映像化していたんだなとわかりました。まいのサンクチュアリはもう映画の映像はすっかり忘れていたので、文字で描かれるものを自分の頭の中で構築できたからすごく満足。
その後のまいと友人ショウコのある一日を描いた短編「渡りの一日」が併録されていて、まあまあ、まいは立派な魔女になりつつありますね、と自分がおばあちゃんになったかのように目を細めて読んでしまいました。
西の魔女が死んだ (新潮文庫)
作者:梨木果歩
出版社:新潮社
ISBN:4101253323
やっぱり面白かった。梨木さんの書くものはこっちの好みのど真ん中を突くときと、なんか違うなあと感じるときとはっきり二つに分かれるのですが、これはど真ん中のほうでした。ファンタジーと現実の混ざり具合がちょうどいい。というか、ファンタジーな要素は実際にはほとんどないのだけれど、こういう生き方・暮らし方が今の世の中ではファンタジーなんだな。
自分の映画の感想を読み直して、そうか、映画はすごく忠実に小説を映像化していたんだなとわかりました。まいのサンクチュアリはもう映画の映像はすっかり忘れていたので、文字で描かれるものを自分の頭の中で構築できたからすごく満足。
その後のまいと友人ショウコのある一日を描いた短編「渡りの一日」が併録されていて、まあまあ、まいは立派な魔女になりつつありますね、と自分がおばあちゃんになったかのように目を細めて読んでしまいました。
西の魔女が死んだ (新潮文庫)
作者:梨木果歩
出版社:新潮社
ISBN:4101253323
by timeturner
| 2014-09-07 18:02
| 和書
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