2014年 08月 13日
ぎっくり腰 |
月曜の朝にいきなりぎっくり腰になり、月曜、火曜はほとんど寝たきりの生活をしていました。特にきっかけもなく、椅子から立ち上がった途端にぎくっときて、それっきり動けなくなったという誰を恨むこともできない状況。
これまでに2度ほどひどいぎっくり腰になったことがあるので、とにかく横になって安静にしているしかないとわかってましたから、すぐに寝室に直行。いや、直行とは言えないか、とにかく全部で6、7メートルくらいの距離が遠かったのなんのって。
少しでも腰に圧力がかかるような姿勢をすると悲鳴が出るくらい痛む。で、こういうときじゃないとわからないのですが、人間の動きってほとんどが腰に圧力がかかるようになってるんですよね。足を少しでも上げると痛むので、すり足で進むしかないのですが、それも積極的に前に出ようとしてはだめ。右足5㎝⇒休む⇒左足5㎝⇒休む、というふうに少しずつ行かないとだめ。手を壁につくとらくなように思えるのですが、これまた手から腕、腕から腰へと振動が伝わる。
ふだんは気づかないけど、廊下と部屋、部屋と部屋の間にはドアがあり、ドアがあるところにはドアがまちがあって、そのわずか2㎝くらいの段差を越えるのが至難の業。ようやくベッドにたどりついても、今度はそのベッドに体を横たえるのがひと苦労で、さらにはベッドの上で姿勢を変えるのも強烈な痛みをこらえつつ。なんとか休める姿勢になったときには体中が脂汗だか冷や汗だかでびっしょりになっていました。気温が低かったのだけが不幸中の幸い。
それで安心していたら、そのうちトイレに行きたくなるし、喉も乾くし、お腹もすく。朝ごはんを食べる前にぎっくり来てしまったので、2時くらいには耐えられないほど空腹に。必死の思いでベッドから出て、台所まで行ったのですが、考えてみたら買い置きのパンもお菓子も切れている。冷蔵庫の中には調理しないと食べられないものばかり。仕方がないので冷凍庫にあったシュウマイとナンをレンジでチンして食べました。
水のボトルと緊急連絡用のNexusとベッドの中で読む本と眼鏡を持って寝室に戻ろうとしたら、手に何か持った状態ではとてもじゃないけど歩けないことが判明。しばらく考えて、小さなショルダーバッグに持っていきたいものを全部入れて肩に斜めがけし、両手を自由にしてまた寝室までカタツムリ行進。
火曜日もほとんどベッドで過ごしましたが、調理済みの冷凍食品はもうなかったので、冷凍してあった油揚げとナン、それにがんばって茹でた素麺(しょうがをおろしたり紫蘇を刻んだりできないので、ほんとの素麺)だけでしのぎました。
この間ずっと、かがむことができないから、床に落としてしまったもの(思いがけない痛みにひるんでやたら落とすんだ、これが)はすべてそのまま、使ったお皿もそのまま、うっかり水をこぼしても拭けないのでそのまま、と家の中はどんどん無残な状態に。
きょうになってようやく悲鳴をあげずに歩けるようになったので、近所の整形外科に行きました。これも、ふだんだったら徒歩3分の医者なのに、15分以上かかったと思う。うちのほうはお年寄りが多い地域なので、途中で何人ものお年寄りとすれちがったけど、その誰よりも私の歩く速度が遅くて情けなかったです。信号が青になったばかりで渡り始めてぎりぎりなんとか黄色になる前に渡れるって感じ。
医者ではまずレントゲンをとり、骨と骨の間の軟骨がすり減っているために骨と骨の間隔が狭くなり、曲がっているのを確認。だからといってどうすればいいというものでもなく、とにかく安静にして回復を待つしかないみたい。これまで持っていたのよりもずっと大きな腰痛ベルトをしてもらいました。このほうが動いてもずれないのでラクだけど暑い。
そのほか、寝る前にする体操や、飛行機の中で気をつけたほうがいいことを教わり、痛み止めの飲み薬と湿布を処方してもらいました。
薬局に言って薬を出してもらったらもう疲れ果てていて、すぐに家に帰りたかったけど、なにか食べるものを調達しなくちゃならない。家から医者までと同じくらいの距離を歩いてコンビニまで行き、軽くて(重いものをもつと歩けない)日持ちがして、調理せずに食べられるものを買い込んで帰りました。階段に手すりがなかったらとてもじゃないけど上がり降りできなかったな。
今週は旅行のための買物やら何やら準備にあてるつもりだったのに、いきなりこんなことになっちゃって、予定がめちゃくちゃ狂ってしまいました。おまけにそういうときに限って、喘息助成更新の申請とか運転免許更新とか郵便局から通帳を持ってこいだのって、ふだんはないような雑用が次々に飛び込んでくる。ああ、世の中って・・・。
これまでに2度ほどひどいぎっくり腰になったことがあるので、とにかく横になって安静にしているしかないとわかってましたから、すぐに寝室に直行。いや、直行とは言えないか、とにかく全部で6、7メートルくらいの距離が遠かったのなんのって。
少しでも腰に圧力がかかるような姿勢をすると悲鳴が出るくらい痛む。で、こういうときじゃないとわからないのですが、人間の動きってほとんどが腰に圧力がかかるようになってるんですよね。足を少しでも上げると痛むので、すり足で進むしかないのですが、それも積極的に前に出ようとしてはだめ。右足5㎝⇒休む⇒左足5㎝⇒休む、というふうに少しずつ行かないとだめ。手を壁につくとらくなように思えるのですが、これまた手から腕、腕から腰へと振動が伝わる。
ふだんは気づかないけど、廊下と部屋、部屋と部屋の間にはドアがあり、ドアがあるところにはドアがまちがあって、そのわずか2㎝くらいの段差を越えるのが至難の業。ようやくベッドにたどりついても、今度はそのベッドに体を横たえるのがひと苦労で、さらにはベッドの上で姿勢を変えるのも強烈な痛みをこらえつつ。なんとか休める姿勢になったときには体中が脂汗だか冷や汗だかでびっしょりになっていました。気温が低かったのだけが不幸中の幸い。
それで安心していたら、そのうちトイレに行きたくなるし、喉も乾くし、お腹もすく。朝ごはんを食べる前にぎっくり来てしまったので、2時くらいには耐えられないほど空腹に。必死の思いでベッドから出て、台所まで行ったのですが、考えてみたら買い置きのパンもお菓子も切れている。冷蔵庫の中には調理しないと食べられないものばかり。仕方がないので冷凍庫にあったシュウマイとナンをレンジでチンして食べました。
水のボトルと緊急連絡用のNexusとベッドの中で読む本と眼鏡を持って寝室に戻ろうとしたら、手に何か持った状態ではとてもじゃないけど歩けないことが判明。しばらく考えて、小さなショルダーバッグに持っていきたいものを全部入れて肩に斜めがけし、両手を自由にしてまた寝室までカタツムリ行進。
火曜日もほとんどベッドで過ごしましたが、調理済みの冷凍食品はもうなかったので、冷凍してあった油揚げとナン、それにがんばって茹でた素麺(しょうがをおろしたり紫蘇を刻んだりできないので、ほんとの素麺)だけでしのぎました。
この間ずっと、かがむことができないから、床に落としてしまったもの(思いがけない痛みにひるんでやたら落とすんだ、これが)はすべてそのまま、使ったお皿もそのまま、うっかり水をこぼしても拭けないのでそのまま、と家の中はどんどん無残な状態に。
きょうになってようやく悲鳴をあげずに歩けるようになったので、近所の整形外科に行きました。これも、ふだんだったら徒歩3分の医者なのに、15分以上かかったと思う。うちのほうはお年寄りが多い地域なので、途中で何人ものお年寄りとすれちがったけど、その誰よりも私の歩く速度が遅くて情けなかったです。信号が青になったばかりで渡り始めてぎりぎりなんとか黄色になる前に渡れるって感じ。
医者ではまずレントゲンをとり、骨と骨の間の軟骨がすり減っているために骨と骨の間隔が狭くなり、曲がっているのを確認。だからといってどうすればいいというものでもなく、とにかく安静にして回復を待つしかないみたい。これまで持っていたのよりもずっと大きな腰痛ベルトをしてもらいました。このほうが動いてもずれないのでラクだけど暑い。
そのほか、寝る前にする体操や、飛行機の中で気をつけたほうがいいことを教わり、痛み止めの飲み薬と湿布を処方してもらいました。
薬局に言って薬を出してもらったらもう疲れ果てていて、すぐに家に帰りたかったけど、なにか食べるものを調達しなくちゃならない。家から医者までと同じくらいの距離を歩いてコンビニまで行き、軽くて(重いものをもつと歩けない)日持ちがして、調理せずに食べられるものを買い込んで帰りました。階段に手すりがなかったらとてもじゃないけど上がり降りできなかったな。
今週は旅行のための買物やら何やら準備にあてるつもりだったのに、いきなりこんなことになっちゃって、予定がめちゃくちゃ狂ってしまいました。おまけにそういうときに限って、喘息助成更新の申請とか運転免許更新とか郵便局から通帳を持ってこいだのって、ふだんはないような雑用が次々に飛び込んでくる。ああ、世の中って・・・。
by timeturner
| 2014-08-13 17:44
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滝夜叉
at 2014-08-13 18:33
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ううっ…旅行まで回復なさっているといいですね。私の友人は腰痛で入院したことがあります。かなりの激痛だったそうです。
私自身は昨年あたりから横座りや正座をすると膝が痛みます。グルコサミンとコンドロイチンのサプリを飲むと痛みが無くなります。
カタツムリ行進されたのですね。信号は怖いでしょう?
外出出来ないときに限って本当に冷蔵庫がカラッポなんですよね。うちはトイレットペーパーやティッシュなども無かったりして後悔することが多いです。
そうそう屈めないときはステンレスの長目のトングが便利みたいですよ。物を拾うのに都合がいいそうです。でも、そのために色々購入するのも何だかイヤですよね~
どうぞお大事になさって下さい。
私自身は昨年あたりから横座りや正座をすると膝が痛みます。グルコサミンとコンドロイチンのサプリを飲むと痛みが無くなります。
カタツムリ行進されたのですね。信号は怖いでしょう?
外出出来ないときに限って本当に冷蔵庫がカラッポなんですよね。うちはトイレットペーパーやティッシュなども無かったりして後悔することが多いです。
そうそう屈めないときはステンレスの長目のトングが便利みたいですよ。物を拾うのに都合がいいそうです。でも、そのために色々購入するのも何だかイヤですよね~
どうぞお大事になさって下さい。
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timeturner at 2014-08-13 20:36
滝夜叉さん、ありがとうございます。
入院するほどの激痛って、ご友人の症状はかなり酷かったのですね。でも、今回、対処法を探してネット検索していたら、ぎっくり腰になった人が「救急車を呼んでもいいでしょうか?」と訊いている例がけっこうあって、どれも回答はOKでした。確かにひとり暮らしでまったく身動きできなくなるとトイレも食事もできないからそうするしかないのかもしれませんね。私の場合は自力で寝室まで行けたので、まだ軽かったのかもしれません。
やっぱりこの年になるとサプリも飲んで必要な栄養素を補わないとだめですね。トングも今度買って常備しておきます!
入院するほどの激痛って、ご友人の症状はかなり酷かったのですね。でも、今回、対処法を探してネット検索していたら、ぎっくり腰になった人が「救急車を呼んでもいいでしょうか?」と訊いている例がけっこうあって、どれも回答はOKでした。確かにひとり暮らしでまったく身動きできなくなるとトイレも食事もできないからそうするしかないのかもしれませんね。私の場合は自力で寝室まで行けたので、まだ軽かったのかもしれません。
やっぱりこの年になるとサプリも飲んで必要な栄養素を補わないとだめですね。トングも今度買って常備しておきます!
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nobara
at 2014-08-13 23:24
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ヨーロッパ旅行の準備もあるのに大変でしたね。
食糧調達や病院通いも。三世代同居で姑さんは大腿部に人工関節を
入れているので病院で教えてもらったマジックハンドのような器具を
使用しています。しゃがめないので物を落としたら拾うのが一苦労なんです。家中に手すりが付いています。無事に治って旅行に行けますように。
食糧調達や病院通いも。三世代同居で姑さんは大腿部に人工関節を
入れているので病院で教えてもらったマジックハンドのような器具を
使用しています。しゃがめないので物を落としたら拾うのが一苦労なんです。家中に手すりが付いています。無事に治って旅行に行けますように。
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八朔
at 2014-08-14 06:18
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timeturner at 2014-08-14 17:32
nobaraさん
そういうマジックハンドのような器具があるんですね! 考えてみれば高齢化社会でそういうものの需要はどんどん増えているんですものね。今度、介護用品のお店をじっくり見にいこうかしら。故障がなくても便利に使えるものがありそうです。
そういうマジックハンドのような器具があるんですね! 考えてみれば高齢化社会でそういうものの需要はどんどん増えているんですものね。今度、介護用品のお店をじっくり見にいこうかしら。故障がなくても便利に使えるものがありそうです。
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timeturner at 2014-08-14 17:36
八朔さん
先週お茶したときにはなんともなかったのにねえ。でも、ほんと、旅行より1週間以上前だったし、医者もお盆休みに入る前だったしで、不幸中の幸いでした。きょうは雨降りだし、まだ外出は不安だしで家で大人しくしていますが、明日は銀行などの用事をすませたいと思っています。
先週お茶したときにはなんともなかったのにねえ。でも、ほんと、旅行より1週間以上前だったし、医者もお盆休みに入る前だったしで、不幸中の幸いでした。きょうは雨降りだし、まだ外出は不安だしで家で大人しくしていますが、明日は銀行などの用事をすませたいと思っています。