2012年 11月 09日
Sherlock: The Casebook |
BBCのドラマ「Sherlock」のオフィシャルブックです。
ダブルアクトであることを尊重してカヴァー表がホームズ、裏がワトソンになっています。たった160ページですが、しっかりしたハードカヴァーで本文用紙も厚くオールカラー。かなり立派な作りです。これで定価が14.99ポンドというのはかなりの売れ行きを想定しているということですね。実際すごく売れてるんでしょう。私は日本のアマゾン経由で買ったのですが請求金額は1596円でした。
中身はシリーズ・エピソードの順番にワトソンが書いたという設定の書き文字(書いた人大変だったろうなあと思ったけど、よく見たら書き文字フォントだった)で事件の経緯が書かれていて、どのページにも画面からとられた画像が散りばめてあります。また、書かれた文字のそこかしこに正方形のポストイットが貼られ、シャーロック、時にはマイクロフトやハドソン夫人のコメントが書かれています。シャーロックのコメントにワトソンが反論していたりして、こっちのほうが地の文より面白かったりして。ポストイットの色はキャラクターごとに変えてあるので判別が簡単。おまけに書かれている筆跡もぜんぶ違う。
面白いなあと思ったのはシャーロックが子どもっぽい活字体なこと。ワトソンも活字体ですがもう少し大人っぽく、きれいな文字です。マイクロフトは筆記体。やはりイギリスでも若い世代はもう筆記体が書けない(教わっていない)んですね。まあ、もちろん筆記体だと読者が読みにくいということを考慮しているんでしょうが。
事件の概要の間にところどころ製作裏話(プロデューサー二人、キャストたちへのインタビューによって構成されている)やマニアでないと気づかないホームズ原作からのさりげない引用、過去のホームズ物についてのあれこれ、コナン・ドイルのバイオグラフィーなどが挿入されています。
これを読んでいるとTVシリーズの一話には実に多くのエピソードが詰め込まれていたんだなあと再認識。どうしても記憶に残るのはメインの事件になってしまうので、あれ、そんなことあったっけ?なんて思ったりして。
読み終わるとすぐにDVDを見返したくなります。そしてシリーズ3が待ち遠しくて気が狂いそうになります。
ダブルアクトであることを尊重してカヴァー表がホームズ、裏がワトソンになっています。たった160ページですが、しっかりしたハードカヴァーで本文用紙も厚くオールカラー。かなり立派な作りです。これで定価が14.99ポンドというのはかなりの売れ行きを想定しているということですね。実際すごく売れてるんでしょう。私は日本のアマゾン経由で買ったのですが請求金額は1596円でした。
中身はシリーズ・エピソードの順番にワトソンが書いたという設定の書き文字(書いた人大変だったろうなあと思ったけど、よく見たら書き文字フォントだった)で事件の経緯が書かれていて、どのページにも画面からとられた画像が散りばめてあります。また、書かれた文字のそこかしこに正方形のポストイットが貼られ、シャーロック、時にはマイクロフトやハドソン夫人のコメントが書かれています。シャーロックのコメントにワトソンが反論していたりして、こっちのほうが地の文より面白かったりして。ポストイットの色はキャラクターごとに変えてあるので判別が簡単。おまけに書かれている筆跡もぜんぶ違う。
面白いなあと思ったのはシャーロックが子どもっぽい活字体なこと。ワトソンも活字体ですがもう少し大人っぽく、きれいな文字です。マイクロフトは筆記体。やはりイギリスでも若い世代はもう筆記体が書けない(教わっていない)んですね。まあ、もちろん筆記体だと読者が読みにくいということを考慮しているんでしょうが。
事件の概要の間にところどころ製作裏話(プロデューサー二人、キャストたちへのインタビューによって構成されている)やマニアでないと気づかないホームズ原作からのさりげない引用、過去のホームズ物についてのあれこれ、コナン・ドイルのバイオグラフィーなどが挿入されています。
これを読んでいるとTVシリーズの一話には実に多くのエピソードが詰め込まれていたんだなあと再認識。どうしても記憶に残るのはメインの事件になってしまうので、あれ、そんなことあったっけ?なんて思ったりして。
読み終わるとすぐにDVDを見返したくなります。そしてシリーズ3が待ち遠しくて気が狂いそうになります。
by timeturner
| 2012-11-09 22:18
| 洋書
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