2012年 05月 06日
サンシャイン・クリーニング |

最初の仕事に出かけて、いきなりそのままの服装でマスクもせず髪も包まずに仕事を始めたのでびっくり。素人の私でも遺品整理屋のブログとか見てるからそれじゃあダメだってわかるもんね。案の定、そのあと「素人」の仕事と非難を浴びて、あわてて必要な道具や装備をそろえたりセミナーに出席したりしてました。
それにしてもこの一家のあまりの負け組ぶりには開いた口がふさがりません。姉妹はもちろん、オスカーは諸学校を退学になるし、父親もわけのわからない商売に手を出して大損をするし、世の中の不幸は全部この一家にふりかかってくるみたいです。中でもローズは真面目で一生懸命なのに何をやってもうまくいかない。見ていてつらくなり、目をつぶっちゃいそうになりました。
そんなふうでも映画全体の雰囲気がどよーんとならないのがいい。アメリカ映画のいいところ、どこまでもあきらめずにいれば、絶対に運は向いてくるさという楽観主義が底を流れているからですね。ノラ役のエミリー・ブラントは癖のあるキャラクターをうまく演じていた。向こうっ気は強いくせにいざというときに腰がくだける妹体質がよく出ていました。それにしても最後はいくらなんでも無責任だと思うぞ、ノラ。
原題:Sunshine Cleaning(2008)
上映時間:92 分
製作国:アメリカ
監督:クリスティン・ジェフズ
出演:エイミー・アダムス、エミリー・ブラント、ジェイソン・スペヴァック、メアリー・リン・ライスカブ、クリフトン・コリンズ・Jr、エリック・クリスチャン・オルセン、ケヴィン・チャップマン、スティーヴ・ザーン、アラン・アーキン、ジュディス・ジョーンズ、エイミー・レッドフォードほか。
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by timeturner
| 2012-05-06 20:43
| 映画
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