2011年 12月 12日
リアム・オ・メンリィ@青山CAY |
「アイルランド大使館主催 東北復興応援コンサート アイルランドから歌の贈り物」と長いタイトルがついていますが、文字通りアイルランド大使館が企画したプロジェクトで、リアムはこのために来日しました。東京でのコンサートより前に6、7、8と福島県、宮城県で主に子供たちを対象にした無料コンサートを行ってきたそうです。こちらに写真などが載っています。今夜のコンサートの収益の一部は被災地に寄付されます。
最初にアイルランド大使からの挨拶があり、福島での様子を撮った写真がスクリーンに映し出されました。どこかの団体がティン・ホイッスルを寄贈したようで、それを子供たちに配ってリアムが教えている場面もありました。どの写真も子供たちがみんな本気でリアムになついているのが微笑ましく、いかにも彼らしいなあと思いました。子供って敏感だから上っ面だけの人って見抜きますよね。
以前にもリアムとコラボしたギタリストの山口洋さんはご自分でもずっと被災地に行って草の根的な支援コンサートを行ってきたそうですが、今夜は最初にひとりで3、4曲、ギターを弾きながら歌いました。そのあと休憩が入り、いよいよリアムの出番です。
相変わらずかまわない服装で、髪はぼさぼさ、髭ぼうぼう。全体的にちょっとテディベア化してました。ひとりで立っているとそうでもないんだけど、山口さんと並ぶと「ああ、大きくなってる」と気づくという。まあ、山口さんがすごくスリムだというのもあるんですが、やっぱり日本人って基本的に華奢な作りですよね。
今回はピアノを弾きながら、が多かったかな。途中で一度だけ、バウロンを叩きながら2曲くらい歌いましたが、あとはずっとピアノの前にいました。最後のほうはアンコールも含めて3、4曲、山口さんと一緒に。なんかねえ、ギターの音が入るとどうしてもホットハウスの頃を思い出してしまって、あのメンバーでのライヴがもう一度見たいなあと切実に思ってしまいます。サックスも入ったメンバーでね。まあ叶わない夢ではありますが。
リアムの声は相変わらず強力。あんなにポワンとした風貌の人からあんなにパワフルな声が出てくるというのは驚きです。ピアノも今日はやけに情熱的でした。ギターが入ったからかな。ひさしぶりに飲んだギネスのせいもあり、半ば夢心地で過ごした2時間でした。
途中で何度か客席にコーラスを求めるのですが、その要求水準が高すぎてとてもじゃないけどリアムの望むような音が出せない。なので声はどんどん小さくなってしまい、思ったような仕上がりにならなくてちょっとがっかりしていたみたい。きょうのお客さんたちはこれまでよりおとなしめだったし。大使館関係の人も多かったのかもしれませんね。ホットハウスの頃ってリアムが感動するくらい歌の巧いファンがたくさんいて、コーラスなんてすごく気持よく聞けたんだけど、あの人たち結婚して子育て中なのかもしれません。
終了後にCDを買った人にはリアムがサインするというアナウンスがありましたが、その収益の一部も被災地に行くのかな? 考えてみるとあれからすでに9か月がたち、被災地のことを考えることも少なくなっていました。現地ではまだまだ大変なんだと山口さんも言っていましたが、行って自分の目で見ていないとどうしても他人事になってしまいます。遠い外国の方たちがこうして親身になってくれているのを見て、わが身が恥ずかしくなりました。いま自分にできることはなにか、毎日考えていかなくてはいけませんね。
最初にアイルランド大使からの挨拶があり、福島での様子を撮った写真がスクリーンに映し出されました。どこかの団体がティン・ホイッスルを寄贈したようで、それを子供たちに配ってリアムが教えている場面もありました。どの写真も子供たちがみんな本気でリアムになついているのが微笑ましく、いかにも彼らしいなあと思いました。子供って敏感だから上っ面だけの人って見抜きますよね。
以前にもリアムとコラボしたギタリストの山口洋さんはご自分でもずっと被災地に行って草の根的な支援コンサートを行ってきたそうですが、今夜は最初にひとりで3、4曲、ギターを弾きながら歌いました。そのあと休憩が入り、いよいよリアムの出番です。
相変わらずかまわない服装で、髪はぼさぼさ、髭ぼうぼう。全体的にちょっとテディベア化してました。ひとりで立っているとそうでもないんだけど、山口さんと並ぶと「ああ、大きくなってる」と気づくという。まあ、山口さんがすごくスリムだというのもあるんですが、やっぱり日本人って基本的に華奢な作りですよね。
今回はピアノを弾きながら、が多かったかな。途中で一度だけ、バウロンを叩きながら2曲くらい歌いましたが、あとはずっとピアノの前にいました。最後のほうはアンコールも含めて3、4曲、山口さんと一緒に。なんかねえ、ギターの音が入るとどうしてもホットハウスの頃を思い出してしまって、あのメンバーでのライヴがもう一度見たいなあと切実に思ってしまいます。サックスも入ったメンバーでね。まあ叶わない夢ではありますが。
リアムの声は相変わらず強力。あんなにポワンとした風貌の人からあんなにパワフルな声が出てくるというのは驚きです。ピアノも今日はやけに情熱的でした。ギターが入ったからかな。ひさしぶりに飲んだギネスのせいもあり、半ば夢心地で過ごした2時間でした。
途中で何度か客席にコーラスを求めるのですが、その要求水準が高すぎてとてもじゃないけどリアムの望むような音が出せない。なので声はどんどん小さくなってしまい、思ったような仕上がりにならなくてちょっとがっかりしていたみたい。きょうのお客さんたちはこれまでよりおとなしめだったし。大使館関係の人も多かったのかもしれませんね。ホットハウスの頃ってリアムが感動するくらい歌の巧いファンがたくさんいて、コーラスなんてすごく気持よく聞けたんだけど、あの人たち結婚して子育て中なのかもしれません。
終了後にCDを買った人にはリアムがサインするというアナウンスがありましたが、その収益の一部も被災地に行くのかな? 考えてみるとあれからすでに9か月がたち、被災地のことを考えることも少なくなっていました。現地ではまだまだ大変なんだと山口さんも言っていましたが、行って自分の目で見ていないとどうしても他人事になってしまいます。遠い外国の方たちがこうして親身になってくれているのを見て、わが身が恥ずかしくなりました。いま自分にできることはなにか、毎日考えていかなくてはいけませんね。
by timeturner
| 2011-12-12 23:12
| 音楽
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