2011年 07月 06日
のぼうの城(Big Spirits Comics Special) |
天下統一を目指す秀吉は小田原北條家討伐を発令、支城のひとつである武州忍城を実務担当の家臣・石田三成に任せた。武将としての働きができると喜び勇んで忍城に向かった石田の軍勢は、だが、そこで思いがけない敵に遭遇することになった・・・。
「のぼう」というのは忍城の城主・成田長親のあだ名で、「でくのぼう」を縮めたもの。不器用で知恵も武功もさっぱりだが、領民には絶対的な人気があるという設定です。本当にこんな人がいたのかどうかわかりませんが、フィクショナルなキャラクターだとしてもなかなか面白い。
とある理由で映画化される作品を見るつもりなので、事前に読んで準備しておこうと思ったのですが、最初に図書館で原作の単行本を手にとったら、日本の歴史にはまるでうとい私には無理な内容でした。そこで軟弱にも漫画ヴァージョンを借りることに。それにしてもこれ、予約したのが半年前くらいで順番待ちは8人程度だったのですぐに来るかと思いきや、こんなに待たされてしまいました。おそらく予約した本を受け取るのに期限ぎりぎりの1週間、返すのにも期限ぎりぎりの2週間(中にはそれを過ぎても返さなかった奴がいるに違いない)という人ばかりが続いたようです。漫画なんて1日あれば読めるのにどうしてみんなそんなに時間をかける?
それはともかく、漫画ヴァージョンだと歴史の展開はわかりやすく解説してくれているし、煩雑になりそうなところは割愛してあるから読みやすいと言えば読みやすかったのですが、ふだんこういう漫画を読まないもので、登場人物たちの顔の区別がつかなくて苦労しました。着ているものはみんな同じような鎧かぶとだし、髪型も同じだし、それぞれの軍勢の紋だの旗印だのも知らないから当然といえば当然ですが。ときどき敵味方がごっちゃになってしまいました。さすがに「のぼう様」だけは特異なルックスなので見分けられましたが。
ところで今年の9月公開のはずだった映画が東日本大震災による被害に配慮して来年の秋まで延期になったと聞き、どうしてそこまで?と思ったのですが、読んでみてわかりました。確かにこれはちょっと無理ですねえ。
作者:花咲アキラ
出版社:小学館
ISBN:4091825591
「のぼう」というのは忍城の城主・成田長親のあだ名で、「でくのぼう」を縮めたもの。不器用で知恵も武功もさっぱりだが、領民には絶対的な人気があるという設定です。本当にこんな人がいたのかどうかわかりませんが、フィクショナルなキャラクターだとしてもなかなか面白い。
とある理由で映画化される作品を見るつもりなので、事前に読んで準備しておこうと思ったのですが、最初に図書館で原作の単行本を手にとったら、日本の歴史にはまるでうとい私には無理な内容でした。そこで軟弱にも漫画ヴァージョンを借りることに。それにしてもこれ、予約したのが半年前くらいで順番待ちは8人程度だったのですぐに来るかと思いきや、こんなに待たされてしまいました。おそらく予約した本を受け取るのに期限ぎりぎりの1週間、返すのにも期限ぎりぎりの2週間(中にはそれを過ぎても返さなかった奴がいるに違いない)という人ばかりが続いたようです。漫画なんて1日あれば読めるのにどうしてみんなそんなに時間をかける?
それはともかく、漫画ヴァージョンだと歴史の展開はわかりやすく解説してくれているし、煩雑になりそうなところは割愛してあるから読みやすいと言えば読みやすかったのですが、ふだんこういう漫画を読まないもので、登場人物たちの顔の区別がつかなくて苦労しました。着ているものはみんな同じような鎧かぶとだし、髪型も同じだし、それぞれの軍勢の紋だの旗印だのも知らないから当然といえば当然ですが。ときどき敵味方がごっちゃになってしまいました。さすがに「のぼう様」だけは特異なルックスなので見分けられましたが。
ところで今年の9月公開のはずだった映画が東日本大震災による被害に配慮して来年の秋まで延期になったと聞き、どうしてそこまで?と思ったのですが、読んでみてわかりました。確かにこれはちょっと無理ですねえ。
作者:花咲アキラ
出版社:小学館
ISBN:4091825591
by timeturner
| 2011-07-06 20:44
| 和書
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