2011年 05月 08日
土壇場で賢く男をえらぶには―キャサリン・ケーシーの場合 |
タラ、キャサリン、フィンタンはアイルランドの片田舎で育った幼馴染。一緒にロンドンに出てきて同居生活を送った。今は別々に住んでいるがしょっちゅう行き来している。キャサリンは広告会社の経理主任としてバリバリ働き、男には目もくれない。タラはろくでなしの男と同棲し、キャサリンたちが忠告しても30歳を過ぎた自分にはもう後がないからと必死にしがみついている。ゲイのフィンタンには可愛いイタリア人の恋人ができ幸せの絶頂だったが、ある日体の変調に気づく・・・。
相変わらずのマリアン・キーズ節炸裂で、一気に読ませます。ひさしぶりに読んだせいか、彼女の小説には必ず登場する最低男たちに怒りが燃え上がりました。というか、そんなダメ男にいいように操られる女たちへの怒りかな。でも、3人の友情は素敵だし、結果的にはキャサリンも理想の恋人を見つけられるし、読み終わったときの気分はとてもいいです。
ただ、こういう話って英語で読んでる分にはそれほどでもないんだけど、日本語で読むとあまりに自分がオバカに思えて恥ずかしくなりますね。Chik-Litって英語で読むに限るのかも。それに訳者あとがきを読んだら「編集の都合上、本書では原作の一部が省略されていることをお断りします」ですって! そんなことがあるんだ?! というか省略しても問題ないと判断されるほどたいしたことのない内容だってこと(^^;)?
原題:Last Chance Saloon
作者:マリアン・キーズ
訳者:部谷 真奈実
出版社:扶桑社
ISBN:4594033997
相変わらずのマリアン・キーズ節炸裂で、一気に読ませます。ひさしぶりに読んだせいか、彼女の小説には必ず登場する最低男たちに怒りが燃え上がりました。というか、そんなダメ男にいいように操られる女たちへの怒りかな。でも、3人の友情は素敵だし、結果的にはキャサリンも理想の恋人を見つけられるし、読み終わったときの気分はとてもいいです。
ただ、こういう話って英語で読んでる分にはそれほどでもないんだけど、日本語で読むとあまりに自分がオバカに思えて恥ずかしくなりますね。Chik-Litって英語で読むに限るのかも。それに訳者あとがきを読んだら「編集の都合上、本書では原作の一部が省略されていることをお断りします」ですって! そんなことがあるんだ?! というか省略しても問題ないと判断されるほどたいしたことのない内容だってこと(^^;)?
原題:Last Chance Saloon
作者:マリアン・キーズ
訳者:部谷 真奈実
出版社:扶桑社
ISBN:4594033997
by timeturner
| 2011-05-08 21:00
| 和書
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