2011年 01月 16日
青島広志とLA MULTI ANI@旧東京音楽学校奏楽堂 |
前からずっと入ってみたかった旧東京音楽学校奏楽堂でのコンサートのチケットをいただき、大喜びで行ってきました。
奏楽堂がある建物は東京藝術大学音楽部の前身である東京音楽学校の校舎として明治23年に建てられた木造建築で、昭和62年に現在の場所に移築され、保存と同時に一般公開されるようになりました。日本最古の洋式音楽ホールとして国の重要文化財に指定されています。
音楽ホールは2階にあり、入ってみると内装にも木をたくさん使ったこじんまりした作りで、ステージ正面のパイプオルガンが目立っています。このオルガンは大正9年にイギリスのアボット・スミス社から購入したもので、わが国最古のコンサート用オルガンなのだそうです。このオルガンの演奏は日曜コンサート(第2、第4)で聴けるようです。近いうちに行ってみようっと。
客席は階段状になっていて、どの席からもステージがよく見えます。演奏が始まってわかったのですが、昔の設計にも関わらず音もいいです。椅子が固くて長く坐っているとつらいのと、椅子の下にパイプ状の暖房装置があるにもかかわらず、どこからともなく隙間風が入ってきて寒いのだけが難。
クラシックには疎いしTVも見ないので青島広志という名前は聞いたことがなかったのですが、けっこうメディアに登場している方みたいですね。水色のベレーみたいな帽子をすっぽりかぶり、変わった形と素材の上着で登場したのでびっくりしましたが、話を始めたら「ああ、こういう人ならああいう格好をするだろうなあ」と納得しました。
若いミュージシャン4人が順番に登場し、青島さんのピアノと、あるいはソロで演奏する形で、前半はクラシックの中でも難しいらしい、「超絶技巧」の曲が並び、10分の休憩をはさんでの後半はもう少しリラックスした、クラシックから離れた曲、そして最後は全員そろって「年のはじめ」の合奏でした。
フルートとサクソフォーンはどちらも若くてきれいな女性で、お正月を意識してなのか、肩を出した床まで届くロングドレス。きょうはすごく寒い日で、古い木造建築では暖房が入っていても足元がひんやりして寒かったので、大変だったと思います。女性はもちろん男性も、前半と後半で着替えてきたのにはびっくり。結婚披露宴みたい(^^;)。
フルートってお嬢様向きの楽器、みたいな印象を持っていたのですが、小さな会場で聴いてみると、息を吸う音がかなり大きく聞こえてきてびっくりしました。しかもその音と音の間隔が異常に長い。水泳の息継ぎじゃないけど、あれはかなりの肺活量がないと無理ですね。見た目は軽々と優雅に吹いていますが、体力もいると思う。
あ、LA MULTI ANIというのはルーマニア語で「新年おめでとう」という意味だそうです。
奏楽堂がある建物は東京藝術大学音楽部の前身である東京音楽学校の校舎として明治23年に建てられた木造建築で、昭和62年に現在の場所に移築され、保存と同時に一般公開されるようになりました。日本最古の洋式音楽ホールとして国の重要文化財に指定されています。
音楽ホールは2階にあり、入ってみると内装にも木をたくさん使ったこじんまりした作りで、ステージ正面のパイプオルガンが目立っています。このオルガンは大正9年にイギリスのアボット・スミス社から購入したもので、わが国最古のコンサート用オルガンなのだそうです。このオルガンの演奏は日曜コンサート(第2、第4)で聴けるようです。近いうちに行ってみようっと。
客席は階段状になっていて、どの席からもステージがよく見えます。演奏が始まってわかったのですが、昔の設計にも関わらず音もいいです。椅子が固くて長く坐っているとつらいのと、椅子の下にパイプ状の暖房装置があるにもかかわらず、どこからともなく隙間風が入ってきて寒いのだけが難。
クラシックには疎いしTVも見ないので青島広志という名前は聞いたことがなかったのですが、けっこうメディアに登場している方みたいですね。水色のベレーみたいな帽子をすっぽりかぶり、変わった形と素材の上着で登場したのでびっくりしましたが、話を始めたら「ああ、こういう人ならああいう格好をするだろうなあ」と納得しました。
若いミュージシャン4人が順番に登場し、青島さんのピアノと、あるいはソロで演奏する形で、前半はクラシックの中でも難しいらしい、「超絶技巧」の曲が並び、10分の休憩をはさんでの後半はもう少しリラックスした、クラシックから離れた曲、そして最後は全員そろって「年のはじめ」の合奏でした。
司会・ピアノ・指揮:青島広志フルート、サクソフォーン、ヴァイオリン、マリンバと、それぞれ違う楽器の演奏なので、知らない曲ばかりでしたが飽きずに聴けました。マリンバの生演奏は初めて聴きましたが、すごく変化に富んだ音が出るものなんですね。手の動きがすごくて、あれずっとやってたら腱鞘炎になるんじゃないかと他人事ながら心配してしまいました。
フルート:大塚 茜
サクソフォーン:作田聖美
マリンバ:飯野智大
ヴァイオリン:日比恵三
フルートとサクソフォーンはどちらも若くてきれいな女性で、お正月を意識してなのか、肩を出した床まで届くロングドレス。きょうはすごく寒い日で、古い木造建築では暖房が入っていても足元がひんやりして寒かったので、大変だったと思います。女性はもちろん男性も、前半と後半で着替えてきたのにはびっくり。結婚披露宴みたい(^^;)。
フルートってお嬢様向きの楽器、みたいな印象を持っていたのですが、小さな会場で聴いてみると、息を吸う音がかなり大きく聞こえてきてびっくりしました。しかもその音と音の間隔が異常に長い。水泳の息継ぎじゃないけど、あれはかなりの肺活量がないと無理ですね。見た目は軽々と優雅に吹いていますが、体力もいると思う。
あ、LA MULTI ANIというのはルーマニア語で「新年おめでとう」という意味だそうです。
by timeturner
| 2011-01-16 23:54
| 音楽
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