2010年 02月 23日
暗黒天使メストラール |
フレイアは物心ついたときからずっと天使に憧れ、天使になりたいと思っていた。そして8歳になったばかりのとき、フレイアの前に光り輝く天使が現れ、謎の言葉を残して去る。その日から天使のことしか考えられなくなったフレイアは心のバランスを崩し、長い入院生活を送ることになった。父親の必死の介護でようやく正常な生活に戻り、学校に復帰したのは14歳のときだった。だが、新しい友達、新しい生活になじもうと一生懸命のフレイアの前に全身真っ黒のまがまがしい天使が姿を現す・・・。
図書館でぱらぱらっと見たらミカエル、ガブリエル、ラファエル、ウリエルなんて言葉が目に入り、思わずふらふらと借りてしまいましたが、中身は「ゴッド・アーミー/悪の天使」とはまるで関係ありませんでした(当たり前)。でも、天使の話ではあります。
ところどころに教訓くささが漂っていて、100%素直には読めないんだけれど、でも、まずまずは楽しみました。ここに出てくる本当の天使の姿は、邪悪さはないものの形状的にちょっとJ・グレゴリイ・キイズのThe Age of Unreasonシリーズの天使たちを思い出させます。それにしても西洋の人たちって天使が好きですよね。神様より身近に助けてくれそうで頼れる気がするのかしら。日本人にとっての「天使」ってなんだろう? お稲荷さんかしら? ちがうか。
暗黒天使メストラール
原題:Angel
作者:クリフ・マクニッシュ
訳者:金原瑞人・松山美保
出版社:理論社
ISBN:4652079303
図書館でぱらぱらっと見たらミカエル、ガブリエル、ラファエル、ウリエルなんて言葉が目に入り、思わずふらふらと借りてしまいましたが、中身は「ゴッド・アーミー/悪の天使」とはまるで関係ありませんでした(当たり前)。でも、天使の話ではあります。
ところどころに教訓くささが漂っていて、100%素直には読めないんだけれど、でも、まずまずは楽しみました。ここに出てくる本当の天使の姿は、邪悪さはないものの形状的にちょっとJ・グレゴリイ・キイズのThe Age of Unreasonシリーズの天使たちを思い出させます。それにしても西洋の人たちって天使が好きですよね。神様より身近に助けてくれそうで頼れる気がするのかしら。日本人にとっての「天使」ってなんだろう? お稲荷さんかしら? ちがうか。
暗黒天使メストラール
原題:Angel
作者:クリフ・マクニッシュ
訳者:金原瑞人・松山美保
出版社:理論社
ISBN:4652079303
by timeturner
| 2010-02-23 20:46
| 和書
|
Comments(4)
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atsuko
at 2010-02-23 23:04
x
うーむ。日本は八百万の神の国だから、神様はそこらじゅうにいるんですよね。日本版天使・・・「天狗」「天女」とかかな?ちょっと違うか・・
キリスト教天使の名前は、私の場合「あ、知ってる!」と思うとアニメからのインプットだったりして、恥ずかしいです(^-^;)
キリスト教天使の名前は、私の場合「あ、知ってる!」と思うとアニメからのインプットだったりして、恥ずかしいです(^-^;)
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timeturner at 2010-02-24 23:06
八百万の神様だと自分専用って感覚はないですよね。守護天使みたいな観念って日本にはないのかも。あえて言えば亡くなった人の魂とかかな?
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まんまる
at 2010-02-25 11:57
x
自分だけの天使・・・というよりはおいらはむしろ悪魔に魂売り渡して
召喚契約を結ぶ・・・派かな(笑)。天使より悪魔の方がイケメンっぽいし(爆)。
日本だったら妖怪さんたちがいいなぁ・・・名前を付けて手下にするの。
(妖怪たちは名前を付けられた者に従わなきゃならないんです ^^;)
ん~、どうもおいらには天使や神様系はキレイ過ぎて(容姿ではなく存在というか中身というか心というか・・・)ダメですねぇ・・・。悪魔とか妖怪とかの
方が性に合うかも(^^;)。
召喚契約を結ぶ・・・派かな(笑)。天使より悪魔の方がイケメンっぽいし(爆)。
日本だったら妖怪さんたちがいいなぁ・・・名前を付けて手下にするの。
(妖怪たちは名前を付けられた者に従わなきゃならないんです ^^;)
ん~、どうもおいらには天使や神様系はキレイ過ぎて(容姿ではなく存在というか中身というか心というか・・・)ダメですねぇ・・・。悪魔とか妖怪とかの
方が性に合うかも(^^;)。
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timeturner at 2010-02-25 19:47
えーっ、悪魔に魂なんて売ったら未来永劫地獄で苦しむんじゃないの? いくら悪魔がイケメンでもやだ(^^;)。かといって天使にストーカーされるのも気持ち悪いので、私はひとりで生きて死んだら無になるのがいいです。