2009年 11月 01日
ベンジャミン・バトン 数奇な人生(映画) |
1918年、ニューオーリンズでボタン製造で成功した実業家の家で赤ん坊が生まれた。母親はそのために亡くなり、妻を亡くしてショック状態の父親は産まれた子が80歳の老人のような奇怪な風貌だったことで正気を失ってしまい、赤ん坊を老人ホームの玄関に置き去りにした。経営者の黒人女性クイニーは赤ん坊を神からの授かり物と考え、ベンジャミンと名づけて育てたが、彼は成長するにつれて少しずつ若返っていくように見えた・・・。
あらまあ、びっくり。原作とはかなり、というかほとんど変えてあるのですが、原作より面白くなっているではないですか! これは脚本の勝利ですね。予期したとおり、ユーモラスなところは弱まり、ロマンチック風味が増していますが、主演がブラッド・ピットとケイト・ブランシェットですから当然でしょう。
冒頭の時計職人の話とか、雷に7回うたれた男のエピソードとか、一見本筋とはまったく関係なさそうなエピソードの挟み方、処理の仕方が見事です。あれらがなかったらこの映画は「普通」の出来だったかも。
ブラッドの老けメイク(ロバート・レッドフォードそっくり)はイマイチだったけど、若返っていってティーンエイジャーになったときには驚いた。「リバー・ランズ・スルー・イット」の頃と同じじゃないですか! メイクであそこまで若返れるもの? ブラッドって撮影当時45歳ですよね? まあ、顔半分影にして撮ってはいましたが。
原題:The Curious Case of Benjamin Button(2008)
上映時間:167 分
製作国:アメリカ
監督:デヴィッド・フィンチャー
出演:ブラッド・ピット、ケイト・ブランシェット、ティルダ・スウィントン、ジェイソン・フレミング、イライアス・コティーズ、ジュリア・オーモンド、エル・ファニング、タラジ・P・ヘンソン、フォーン・A・チェンバーズ、ジョーアンナ・セイラー、マハーシャラルハズバズ・アリ、ジャレッド・ハリス、デヴィッド・ジェンセン、テッド・マンソン、トム・エヴェレット、フィリス・サマーヴィル、ドン・クリーチ、ジョシュア・デローシュ、リッチモンド・アークエット、ジョシュ・スチュワート、イリア・ヴォロック、ジョエル・ビソネット、チャールズ・ヘンリー・ワイソンほか。
あらまあ、びっくり。原作とはかなり、というかほとんど変えてあるのですが、原作より面白くなっているではないですか! これは脚本の勝利ですね。予期したとおり、ユーモラスなところは弱まり、ロマンチック風味が増していますが、主演がブラッド・ピットとケイト・ブランシェットですから当然でしょう。
冒頭の時計職人の話とか、雷に7回うたれた男のエピソードとか、一見本筋とはまったく関係なさそうなエピソードの挟み方、処理の仕方が見事です。あれらがなかったらこの映画は「普通」の出来だったかも。
ブラッドの老けメイク(ロバート・レッドフォードそっくり)はイマイチだったけど、若返っていってティーンエイジャーになったときには驚いた。「リバー・ランズ・スルー・イット」の頃と同じじゃないですか! メイクであそこまで若返れるもの? ブラッドって撮影当時45歳ですよね? まあ、顔半分影にして撮ってはいましたが。
原題:The Curious Case of Benjamin Button(2008)
上映時間:167 分
製作国:アメリカ
監督:デヴィッド・フィンチャー
出演:ブラッド・ピット、ケイト・ブランシェット、ティルダ・スウィントン、ジェイソン・フレミング、イライアス・コティーズ、ジュリア・オーモンド、エル・ファニング、タラジ・P・ヘンソン、フォーン・A・チェンバーズ、ジョーアンナ・セイラー、マハーシャラルハズバズ・アリ、ジャレッド・ハリス、デヴィッド・ジェンセン、テッド・マンソン、トム・エヴェレット、フィリス・サマーヴィル、ドン・クリーチ、ジョシュア・デローシュ、リッチモンド・アークエット、ジョシュ・スチュワート、イリア・ヴォロック、ジョエル・ビソネット、チャールズ・ヘンリー・ワイソンほか。
by timeturner
| 2009-11-01 14:44
| 映画
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