ニーベルングの指環

ＴＶ映画なのでＣＧも戦闘シーンも衣装・小道具もチープですが、『指輪物語』の原典とも言われる北欧神話の内容がつかめたので見て損はなかったです。

出演陣も驚きのマックス・フォン・シドー（けっこう重要な役で出演時間も長い）を初めジュリアン・サンズ（トレードマークのブロンドじゃなかったので最初のうちわからなかった）や今をときめくロバート・パティンソンなどけっこう豪華。メインの女優さんふたりもきれいです。

だがしかし！　主人公がねえ・・・というか主人公のカツラがねえ。もうちょっとなんとかならなかったんでしょうか。おそらくアラゴルンを意識したんだろうけど制作費の関係でこうなっちゃったのかなあ。本人の素顔を見るとそれほど悪くないだけに気の毒です。映画の中での初めての登場シーンがこれだから。しかも、これ、17歳くらいの設定なのよね。ここで見るのやめようかと思っちゃいました。


原題：Ring of The Nibelungs(2004)
上映時間： 184 分
製作国：ドイツ／イタリア／イギリス／アメリカ
監督：ウーリー・エデル
出演：ベンノ・フユルマン、クリスタナ・ローケン、ジュリアン・サンズ、マックス・フォン・シドー、アリシア・ウィット、サミュエル・ウェスト、ロバート・パティンソン、ゲッツ・オットー、ラルフ・モーラーほか。