2009年 09月 25日
耳に残るは君の歌声 |
ロシアの小さな村で育ったユダヤ人少女フィゲレは、襲われた村を逃れてイギリスに渡り、キリスト教徒の家庭に引き取られ、スーザンと名づけられた。孤立したまま成人したスーザンはアメリカに出稼ぎに行った実父を探しにいく旅費を稼ぐためコーラスガールになってパリで暮らし始めるが、そこにはナチスの影が近づいていた・・・。
想像していたのとずいぶん印象の違う映画でした。思っていたよりずっとよかった。ジョニー・デップが出てるから恋愛映画だろうと思っていたのですが、そして確かに恋愛もあるにはあるのですが、映画全体としては何かもっと大きな、いろんな要素を含んだ内容です。そして全編に流れる音楽がとてもすてき。途中、ジプシーたちが歌うシーンではタラフ・ドゥ・ハイドゥークスが出演! オペラの曲もよかった。
しかしジョニー・デップは必要なかったんじゃないかなあ。彼が悪いというわけではないんですが、あんなにきれいだと主人公が彼に惹かれる理由が誤解されそう。似た魂の持ち主が自然に惹かれあうという流れだから、もうちょっとルックスが普通で知名度もない人がよかったのでは? ケイト・ブランシェットはあの美しさが役に必須だからわかるんですけどね。それにしてもケイトのロシア語訛りの英語はすごい!
クリスティナ・リッチはまさにハマリ役でした。「この仕事は脚も大事なのよ」と言われてスカートを持ち上げるところはちょっとキビしいものがあったけど。
お父さん役のオレグ・ヤンコフスキー、「ノスタルジア」の人ですね! なつかしいー。
原題:The Man Who Cried(2000)
上映時間:97 分
製作国:イギリス/フランス
監督:サリー・ポッター
出演:クリスティナ・リッチ、ジョニー・デップ、ケイト・ブランシェット、ジョン・タートゥーロ、ハリー・ディーン・スタントン、オレグ・ヤンコフスキー、クローディア・ランダー=デュークほか。
想像していたのとずいぶん印象の違う映画でした。思っていたよりずっとよかった。ジョニー・デップが出てるから恋愛映画だろうと思っていたのですが、そして確かに恋愛もあるにはあるのですが、映画全体としては何かもっと大きな、いろんな要素を含んだ内容です。そして全編に流れる音楽がとてもすてき。途中、ジプシーたちが歌うシーンではタラフ・ドゥ・ハイドゥークスが出演! オペラの曲もよかった。
しかしジョニー・デップは必要なかったんじゃないかなあ。彼が悪いというわけではないんですが、あんなにきれいだと主人公が彼に惹かれる理由が誤解されそう。似た魂の持ち主が自然に惹かれあうという流れだから、もうちょっとルックスが普通で知名度もない人がよかったのでは? ケイト・ブランシェットはあの美しさが役に必須だからわかるんですけどね。それにしてもケイトのロシア語訛りの英語はすごい!
クリスティナ・リッチはまさにハマリ役でした。「この仕事は脚も大事なのよ」と言われてスカートを持ち上げるところはちょっとキビしいものがあったけど。
お父さん役のオレグ・ヤンコフスキー、「ノスタルジア」の人ですね! なつかしいー。
原題:The Man Who Cried(2000)
上映時間:97 分
製作国:イギリス/フランス
監督:サリー・ポッター
出演:クリスティナ・リッチ、ジョニー・デップ、ケイト・ブランシェット、ジョン・タートゥーロ、ハリー・ディーン・スタントン、オレグ・ヤンコフスキー、クローディア・ランダー=デュークほか。
by timeturner
| 2009-09-25 23:14
| 映画
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