2007年 06月 30日
「映画で学ぶ英語講座」授業の話 |
「英会話学校」の授業は受けたことがあるけれど、今受けているようないわゆる「カルチャースクール」の英語関連授業というのは初めてなので、比較のしようがないのですが、今日のはわけがわからなかったなあ。
5分くらい遅れていったのでどういう導入だったのかはわかりませんが、モニターに「今宵、フィッツジェラルド劇場で」(DVD未リリース)の最初のほうが映し出されていました。で、10分くらいのところで終わらせ、そこからジョークの話に。映画の中でメリル・ストリープが犬に関するジョーク・ソングを歌っていたのに関連させてたんだと思う。
Shaggy Dog Story※と言うものがあるそうで、そこから始まり、Knock, Knock Joke(「Knock, knock.」「Who's there?」から始まる)やニワトリ・ジョーク(Why did a chicken cross the road?)、電球ジョーク(How many ******s does it take to change a light bulb?)など、英語を話していると出てくる有名なジョークのさまざまなオチを挙げてくれたのですが、これが面白くないのね。こういうジョークというのはタイミングが大事で、黒板(ほんとは白)に書かれたものを読んで笑えるものではない。
先生としてはジョークも文化のひとつで、そうした文化的背景を知らないと翻訳しているときに大事なニュアンスを見落としてしまうよ、と教えたかったわけですが、だったら実際に映画の中でそういうジョークが使われている場面を次々に見せてくれて、ついでにそれを字幕担当者がどう訳しているかも見せてくれたらもっと面白かったのになあ。まあ、講師の準備がとても大変になりますが。あるいは、実際に字幕翻訳をしながら教えてくれるとかね。でもまあ、そうそうお誂え向きの要素が盛り込まれたスクリプトというのもないか。
※家に帰ってから Shaggy Dog Story を調べたら「長々と続いたこと(話)の結末が非常にばかげていること、とぼけた話、荒唐無稽な話、聞き手にとっては退屈な話」のことらしい。昔、英国の王様がむく毛犬コンテストを開催し、世界各地から応募者が犬を連れて英国にやってきて、応募期限の最終日に誰もが世界一と認めるむく犬がやってきたのだけれどそれを見た王様が「大したむく毛ではない(It's not so shaggy)」と言ったのが語源だそうです。今ふと思ったのだけれど、今日の授業がこのShaggy Dog Story だったのかも?!
で、今日はクラスメイトのひとりと少しだけ話しました。おそらくクラスの中で最年長と思われる60台後半くらいの女性ですが、この「映画で学ぶ英語講座」の前には財務関係のクラスを受講したんだそうです。びっくりして「どうして今回はこのクラスを?」と聞いたら、本当は基礎英会話のクラスを希望したのだけれど、すべて満員になってしまっていて、事務局から代わりにこちらをと勧められたんだそうです。
それってかなり無責任じゃない? 確かに講座詳細には「受講をお薦めする方」の中に「英会話を楽しみたい方」というのがありましたけれど、どう考えても英会話の授業とは違う。映画にそれほど興味のない人が聞いて楽しい内容とも思えないし・・・。まあ、その方ご本人は別に不満というわけでもなく「やっぱりレベルが高すぎてよくわからない」とおっしゃっていましたが、それはレベルの問題ではない、と言いたかったです。
ひょっとしたら他の受講生の何人かもそうなのかなあ。だから先生が映画の題名や俳優の名前が出てこなくて生徒にふっても誰も答えないのかしら。今までは恥ずかしいとかでしゃばりたくないといった理由なのかと思っていたのですが。そういう生徒を相手に授業する講師のほうも気の毒ですね。
そうそう、授業の最後に「リトル・チルドレン」の最初の部分を少し見せてもらいました。これから公開のケイト・ウィンスレット主演の映画で、昨年のトロント国際映画祭ですごく評判がよかったものです。見たかったのでうれしかったけれど、途中までというのが非常に欲求不満。映画評論の仕事をしているとああいうのが送られてくるんですね。いいなあ。
5分くらい遅れていったのでどういう導入だったのかはわかりませんが、モニターに「今宵、フィッツジェラルド劇場で」(DVD未リリース)の最初のほうが映し出されていました。で、10分くらいのところで終わらせ、そこからジョークの話に。映画の中でメリル・ストリープが犬に関するジョーク・ソングを歌っていたのに関連させてたんだと思う。
Shaggy Dog Story※と言うものがあるそうで、そこから始まり、Knock, Knock Joke(「Knock, knock.」「Who's there?」から始まる)やニワトリ・ジョーク(Why did a chicken cross the road?)、電球ジョーク(How many ******s does it take to change a light bulb?)など、英語を話していると出てくる有名なジョークのさまざまなオチを挙げてくれたのですが、これが面白くないのね。こういうジョークというのはタイミングが大事で、黒板(ほんとは白)に書かれたものを読んで笑えるものではない。
先生としてはジョークも文化のひとつで、そうした文化的背景を知らないと翻訳しているときに大事なニュアンスを見落としてしまうよ、と教えたかったわけですが、だったら実際に映画の中でそういうジョークが使われている場面を次々に見せてくれて、ついでにそれを字幕担当者がどう訳しているかも見せてくれたらもっと面白かったのになあ。まあ、講師の準備がとても大変になりますが。あるいは、実際に字幕翻訳をしながら教えてくれるとかね。でもまあ、そうそうお誂え向きの要素が盛り込まれたスクリプトというのもないか。
※家に帰ってから Shaggy Dog Story を調べたら「長々と続いたこと(話)の結末が非常にばかげていること、とぼけた話、荒唐無稽な話、聞き手にとっては退屈な話」のことらしい。昔、英国の王様がむく毛犬コンテストを開催し、世界各地から応募者が犬を連れて英国にやってきて、応募期限の最終日に誰もが世界一と認めるむく犬がやってきたのだけれどそれを見た王様が「大したむく毛ではない(It's not so shaggy)」と言ったのが語源だそうです。今ふと思ったのだけれど、今日の授業がこのShaggy Dog Story だったのかも?!
で、今日はクラスメイトのひとりと少しだけ話しました。おそらくクラスの中で最年長と思われる60台後半くらいの女性ですが、この「映画で学ぶ英語講座」の前には財務関係のクラスを受講したんだそうです。びっくりして「どうして今回はこのクラスを?」と聞いたら、本当は基礎英会話のクラスを希望したのだけれど、すべて満員になってしまっていて、事務局から代わりにこちらをと勧められたんだそうです。
それってかなり無責任じゃない? 確かに講座詳細には「受講をお薦めする方」の中に「英会話を楽しみたい方」というのがありましたけれど、どう考えても英会話の授業とは違う。映画にそれほど興味のない人が聞いて楽しい内容とも思えないし・・・。まあ、その方ご本人は別に不満というわけでもなく「やっぱりレベルが高すぎてよくわからない」とおっしゃっていましたが、それはレベルの問題ではない、と言いたかったです。
ひょっとしたら他の受講生の何人かもそうなのかなあ。だから先生が映画の題名や俳優の名前が出てこなくて生徒にふっても誰も答えないのかしら。今までは恥ずかしいとかでしゃばりたくないといった理由なのかと思っていたのですが。そういう生徒を相手に授業する講師のほうも気の毒ですね。
そうそう、授業の最後に「リトル・チルドレン」の最初の部分を少し見せてもらいました。これから公開のケイト・ウィンスレット主演の映画で、昨年のトロント国際映画祭ですごく評判がよかったものです。見たかったのでうれしかったけれど、途中までというのが非常に欲求不満。映画評論の仕事をしているとああいうのが送られてくるんですね。いいなあ。
by timeturner
| 2007-06-30 18:39
| 学習
|
Comments(0)