2007年 04月 29日
ミュージカルのCD |
今年の初めにNYでミュージカルを見てきた友人から「Jersey Boys」と「Wicked」のCDを借りました。
「Jersey Boys」はフォーシーズンズを題材にした作品で、4人のメンバーがいかに知り会い、ヒット曲を作り、分裂し、現在何をしているかを彼らのヒット曲とともに見せていくというもので、フォーシーズンズの曲に思い入れのある人には最高だし、そうでなければどうってことのない内容。はっきりと見る人を選ぶ作品ですね。
「シェリー」を初め、彼らの曲は知っている私なのでそれなりに楽しめるかと思ったのですが、意外なことにCDを聴いていて感じたのは「この声、ずっと聴くのはつらい」ということ。リードシンガーの高音ファルセットヴォイスはフォーシーズンズの売りだし、かっこいいと思っていたんだけど、よく考えたみたら私が聴いたことのあるフォーシーズンズの歌はほとんどがザ・ヒットパレードで日本人歌手が歌っていたヴァージョンなのよね。だから実際の声はあまり聴いていなかった。まあ、もちろんブロードウェイで歌っているのはオリジナルのフォーシーズンズではないから声質だって多少は違っているわけですが、基本的にファルセットヴォイスばかりというのがあまり好きじゃないのかも。
それとCDがいわゆるコンプリートレコーディングみたいに前後のセリフも入っているので音楽CDとして聴きにくいというのもある。実際のミュージカルを見たことがない人にはストーリーがわかって親切と言えば言えるんですが、そのストーリーがものすごくありきたりでなくてもいいようなものだからよけいにうっとおしいのかもね。
「Wicked」は言うまでもなく「オズの魔法使い」を元ネタにして書かれたベストセラー小説のミュージカル化で、大ヒットしています。
こちらのほうは歌詞でほとんどを説明しているせいか、前後のセリフ(というものが実際にあるのかどうかも知りませんが)は入っておらず、完全に歌だけ収録されていました。
曲もいいし歌っている人たちも上手だし、「Jersey Boys」と違って起承転結があるので聴いていて楽しめました。まあこの二つを比較するのは不公平かもしれない。「Jersey Boys」のほうは小さな劇場でフォーシーズンズのオールドファンを相手にこじんまりと上演されるべきもので、「Wicked」のほうは大劇場で上演されて、大人も子供も、国籍も関係なく楽しめるように作られているんだから。
なにはともあれ、ミュージカルのCDというものは実際のミュージカルを見てから聴くものだなと認識しました(^^)。「Wicked」のほうは原作をお土産にいただいたので、読み終わったら感想を書きますが、CDにも本にも使われているこのカヴァーデザインはすごく素敵ですね。
「Jersey Boys」はフォーシーズンズを題材にした作品で、4人のメンバーがいかに知り会い、ヒット曲を作り、分裂し、現在何をしているかを彼らのヒット曲とともに見せていくというもので、フォーシーズンズの曲に思い入れのある人には最高だし、そうでなければどうってことのない内容。はっきりと見る人を選ぶ作品ですね。
「シェリー」を初め、彼らの曲は知っている私なのでそれなりに楽しめるかと思ったのですが、意外なことにCDを聴いていて感じたのは「この声、ずっと聴くのはつらい」ということ。リードシンガーの高音ファルセットヴォイスはフォーシーズンズの売りだし、かっこいいと思っていたんだけど、よく考えたみたら私が聴いたことのあるフォーシーズンズの歌はほとんどがザ・ヒットパレードで日本人歌手が歌っていたヴァージョンなのよね。だから実際の声はあまり聴いていなかった。まあ、もちろんブロードウェイで歌っているのはオリジナルのフォーシーズンズではないから声質だって多少は違っているわけですが、基本的にファルセットヴォイスばかりというのがあまり好きじゃないのかも。
それとCDがいわゆるコンプリートレコーディングみたいに前後のセリフも入っているので音楽CDとして聴きにくいというのもある。実際のミュージカルを見たことがない人にはストーリーがわかって親切と言えば言えるんですが、そのストーリーがものすごくありきたりでなくてもいいようなものだからよけいにうっとおしいのかもね。
「Wicked」は言うまでもなく「オズの魔法使い」を元ネタにして書かれたベストセラー小説のミュージカル化で、大ヒットしています。
こちらのほうは歌詞でほとんどを説明しているせいか、前後のセリフ(というものが実際にあるのかどうかも知りませんが)は入っておらず、完全に歌だけ収録されていました。
曲もいいし歌っている人たちも上手だし、「Jersey Boys」と違って起承転結があるので聴いていて楽しめました。まあこの二つを比較するのは不公平かもしれない。「Jersey Boys」のほうは小さな劇場でフォーシーズンズのオールドファンを相手にこじんまりと上演されるべきもので、「Wicked」のほうは大劇場で上演されて、大人も子供も、国籍も関係なく楽しめるように作られているんだから。
なにはともあれ、ミュージカルのCDというものは実際のミュージカルを見てから聴くものだなと認識しました(^^)。「Wicked」のほうは原作をお土産にいただいたので、読み終わったら感想を書きますが、CDにも本にも使われているこのカヴァーデザインはすごく素敵ですね。
by timeturner
| 2007-04-29 20:33
| 音楽
|
Comments(2)
Commented
by
Ken
at 2007-04-29 20:49
x
「Wicked」は歌以外の芝居部分もあったよ。
私が観たのは倫敦版でしたが。
実際の舞台は2幕構成で結構長かったです。休憩入れて2時間半近かったと思う。
「Wicked」のCDは日本盤も発売になっていて、先日店頭で見つけてびっくりしました。
http://www.universal-music.co.jp/classics/soundtrack/wicked/index.html
私が観たのは倫敦版でしたが。
実際の舞台は2幕構成で結構長かったです。休憩入れて2時間半近かったと思う。
「Wicked」のCDは日本盤も発売になっていて、先日店頭で見つけてびっくりしました。
http://www.universal-music.co.jp/classics/soundtrack/wicked/index.html
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Commented
by
shoh
at 2007-04-30 12:26
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原作の厚さを見ても長くなりそうですよね。でも、休憩が入って2時間半ならそれほど長くない、と思ってしまうのはLOTR者だからか(^^;)。
日本では劇団四季がやることになったから、その予習用に買うファンを見越して出したのかしらね、日本盤。
日本では劇団四季がやることになったから、その予習用に買うファンを見越して出したのかしらね、日本盤。