2006年 12月 22日
エルデスト ドラゴンライダー2 宿命の赤き翼(上) (下) |
映画も見たところで2のほうを読み終わりました。今度は500ページ超の本が上下2冊でした(^^;)。いやはやこれだけの量を書くだけにも才能がいります。
1ではエラゴンとサフィラを中心にアラゲイジアの状況が描かれていましたが、2では従兄弟のローランに割かれる章が半分くらいあって、まるで『王の帰還』でのアラゴルン組とホビット組のようです。
それにしてもローラン、ここまで主要なキャラになるとは思いませんでした。というかアンジェラの占いのせいで悪いほうに考えていたので、すごくほっとしました。エラゴンとマータグの関係は1を読んでいて予想していた通りでしたが。
ほかにもエラゴンとサフィラが祝福を与えた娘エルヴァ、サーダの王オーリン、エルフの賢者オロミスなど興味深いキャラクターが新たに登場して話に広がりが出てきました。
ところで、1では感じなかったのですが、今回特に強く思ったのは「やっぱり作者はいまどきの若者なんだなあ」ということ。そこかしこにゲームを思わせる部分が出てきます。エラゴンが成長を遂げるごとにいろいろな贈り物(アイテム)を授けられたり、石にエネルギーをためておいていざというとき使ったり、弱ったときに飲むと力が得られる飲み物があったり・・・。私はゲームをしないのでその程度しか気づきませんでしたが、ほかにもあるのかもしれません。
それより何より、アーリアを初めとしたエルフの容姿やエラゴンが変貌したあとの顔つきとかってよくゲーム・アニメで見るものに近いような気がします。2ではなんとか持ちこたえましたが、この要素があまり増えてくると私にはつらいかもしれない。
3はまだ執筆途中でタイトルも決まっていないんですね。これだけ前2作が評判になってしまうと書きにくいだろうなあ。映画があんなふうだしよけいに。がんばれ!
エルデスト 上―宿命の赤き翼 (ドラゴンライダー 2)
エルデスト 下―宿命の赤き翼 (ドラゴンライダー 2)
原題:Eldest: Inheritance Book 2
作者:クリストファー パオリーニ
訳者:大嶌 双恵
出版社:ソニーマガジンズ
ISBN:4789727084、4789727092
1ではエラゴンとサフィラを中心にアラゲイジアの状況が描かれていましたが、2では従兄弟のローランに割かれる章が半分くらいあって、まるで『王の帰還』でのアラゴルン組とホビット組のようです。
それにしてもローラン、ここまで主要なキャラになるとは思いませんでした。というかアンジェラの占いのせいで悪いほうに考えていたので、すごくほっとしました。エラゴンとマータグの関係は1を読んでいて予想していた通りでしたが。
ほかにもエラゴンとサフィラが祝福を与えた娘エルヴァ、サーダの王オーリン、エルフの賢者オロミスなど興味深いキャラクターが新たに登場して話に広がりが出てきました。
ところで、1では感じなかったのですが、今回特に強く思ったのは「やっぱり作者はいまどきの若者なんだなあ」ということ。そこかしこにゲームを思わせる部分が出てきます。エラゴンが成長を遂げるごとにいろいろな贈り物(アイテム)を授けられたり、石にエネルギーをためておいていざというとき使ったり、弱ったときに飲むと力が得られる飲み物があったり・・・。私はゲームをしないのでその程度しか気づきませんでしたが、ほかにもあるのかもしれません。
それより何より、アーリアを初めとしたエルフの容姿やエラゴンが変貌したあとの顔つきとかってよくゲーム・アニメで見るものに近いような気がします。2ではなんとか持ちこたえましたが、この要素があまり増えてくると私にはつらいかもしれない。
3はまだ執筆途中でタイトルも決まっていないんですね。これだけ前2作が評判になってしまうと書きにくいだろうなあ。映画があんなふうだしよけいに。がんばれ!
エルデスト 上―宿命の赤き翼 (ドラゴンライダー 2)
エルデスト 下―宿命の赤き翼 (ドラゴンライダー 2)
原題:Eldest: Inheritance Book 2
作者:クリストファー パオリーニ
訳者:大嶌 双恵
出版社:ソニーマガジンズ
ISBN:4789727084、4789727092
by timeturner
| 2006-12-22 21:52
| 和書
|
Comments(0)