2017年 03月 25日
上野動物園 |
きのうは久しぶりに国際子ども図書館に行きました。上野の桜は今こんな感じ。一分咲き?
用事が済んだあと、一緒にいった方たちと東京都美術館のレストランでランチ(3種の豆とベーコンのカルボナーラ)をし、その後はひとりで動物園に行きました。
明日から春のキャンペーンが始まり、イベント盛り沢山なので来園者が増えるだろうからちょうどいいタイミングだと思ったのですが、平日でもやっぱりそれなりの人はいますね。バギーを押した家族連れとデートのカップルが圧倒的に多かった。家族連れはほとんどが外国人。韓国語、中国語、ポルトガル語がよく聞こえました。
ちゃんとデジカメも持っていったんですが、考えてみたらほとんどの動物は金網や鉄柵やガラスの向こうにいるので、ちゃんとした写真はまったく撮れなかった。上野動物園のツイートを見ていると、いつもきれいに撮った写真が載っているので、自分もあんなふうに撮れると思いこんでいたのですが、あれは檻の中に入れるスタッフが撮ってるんですものね。
正門から入るとまずパンダ舎があります。ちょうど食事時だったので、二頭がものすごい勢いで竹(葉っぱはほとんどついていないので笹というより竹)をバリボリ食べていました。あれ、口の中に刺さったりしないのかなあ。口の中の皮膚がすごく硬いのかな。
ライオンは中にひっこんじゃっているのか、雌ライオンを1頭目にしただけ。トラも中に入りたいのに(寒いからね)扉が閉まっているのか、その前をうろうろ行ったり来たりしていて可哀相でした。ライオン舎の前で近くで見ていたおじさんが「これだけ広けりゃ充分だよね。動き回れるし」と言ってましたが、とんでもないと思った。だって10メートル四方くらいしかないし、木や岩が配してあるから一気に駆け抜けられるスペースなんてないもの。たとえ走り出したとしても、すぐに突き当たってしまう。アフリカの草原を考えたら「充分」だなんて絶対言えないです。ちらっとだけ見えたタテガミオオカミも、すごく大きくて力強くてかっこいいのに、人から見えない木の陰でずっと寝そべっていました。気持ちわかるなあ。
大型肉食獣はどこもそんな感じで、見られてうれしいというよりは見るのがつらい感じでした。鳥もコンドルやワシなどの大型猛禽類はほんとに気の毒。狭いし高さも足りない。翼があって飛べるものをあんなところに閉じ込めるなんてひどいよなあ。それに比べると、動きの鈍い草食動物や体の小さな鳥や動物は素直に楽しんで見ていられます。まあ、カンガルーなんかは思いきり飛び回れるだけのスペースはないし、ペンギンもフラミンゴもあんな狭いところに何羽も入れられていればストレスがたまりそうですが(フラミンゴが3羽、ギャアギャア鳴きながら喧嘩をして突つきあってた)。
下の写真のカンガルー、撮りそこなったんですが、手前の子供カンガルーがこっちを向いて立ち上がり、片手を振ったんですよ(^^)。可愛かった!
バクはちょっと肌が不気味ですね。夢を食べているとはとても思えない。
「夜の森」という夜行性の動物ばかり集めた場所があるのですが、ここは本当に真っ暗にしてあって、入ってしばらくは怖くて動けません。片手で壁をさわりながら少しずつ歩いていくしかない。彼女にいいところを見せようと大胆に歩いてガラスに頭をぶつけた男性のうめき声が聞こえたりして笑いました。
フラッシュが焚けないからここでは写真を撮っていないのですが、暗い中でなにやら蠢くものがいて、これがめっちゃ気持ち悪い。通りかかる人がみんな近くによってじっと見てから「気持ちわる~い」と言って去るのがなんだか気の毒でした。ミミセンザンコウというものらしい。明るいところで見ればけっこう可愛いじゃないか。(そんなことない?)
夜の森にはコウモリもばさばさ飛んでいました。もちろんガラスの向こうでですが、暗くてガラスが見えないのでかなり怖いです。ベンガルヤマネコやジャワマメジカもいるはずなんですが、どっか陰に隠れているのか見えませんでした。
テナガザル、ゴリラ、バードハウスと見たあたりで疲れてきたので、あわてて西園に移動。本命を見る前に体力を使い果たさないようにしなくては。
ところで、いま、上野動物園は大々的な工事をしていて、あちこちが塀やブルーシートで覆われ、工事の音もしていて、残念な雰囲気です。あれってオリンピックで訪れる観光客を見込んでのものなのかしら。スポーツ観戦に来た人たちが動物園にまで足を伸ばすかどうか疑問ですけどね。よほど珍しいものがいるならともかく。
さて西園ではまずお目当てのハシビロコウのところにまっしぐら。ずっと見たかったんですよ、これ。なんとも言えない個性があるじゃないですか。
でも、残念。きょうは寒すぎました。何羽かいるはずなのに、一羽は屋内の狭い寝場所で横になったまま。もう一羽は庭の日当たりのいいところでぺったりと餅のように横になって微動だにしない。
かろうじて一羽だけが、熱を発する電気の下におなじみのポーズで立っていましたが、ここ、みんなが見にくる場所なのでガラスが傷だらけで汚れていて、写真がうまく撮れない。
なんとか撮れたのが左の一枚で、これでは目を開いていますが、他の写真ではすべてつぶったままで姿勢はずっとこのままでした。
まあ、動かないことが特徴の鳥だから仕方がないんだけど。ハシビロコウはプロが撮った写真を見てるほうがいいのかもしれません。
気をとりなおして小獣館へ。ここも暗くしてあるのですが、「夜の森」ほどではないのでなんとか写真が撮れます。ここは体が小さくて、たいていはもふもふなので、さっきのミミセンザンコウとは正反対に「かわいい~」「かわいい~」という声があっちでもこっちでも。
ここでいちばん可愛かったのはマヌルネコ。ふつうのネコと同じくらいの大きさで、ちょっとずんぐりしているけれど、身のこなしはとても軽くしなやかです。
これ、わけのわからない写真ですが、オオコウモリが木にぶらさがって昼寝しているところ。ぐっすり寝てるわけではなく、ときどきばたばたっと羽ばたいたり、移動したりします。
で、ぶらさがっていたのにいきなり地面に落ちてしまったのがいて、見ていた人がみんな笑ったのが気に入らなかったのか、そのまま起き上がらずにずっとふて寝していました(^^;)。
薄暗い小獣館から出て、明るい外でペンギン、フラミンゴ、ワオキツネザルを見たところで2時間弱かなあ。たいした距離を歩いたわけではないのですが、風が冷たかったせいか疲労感が大きく、ここでギブアップ。
ハシビロコウがよく見えなかった埋め合わせに売店でタオルマフラーを買いました。首にかけると両側に垂れた部分にこのハシビロコウが一羽ずついるという絵柄です。
手拭いもあって、和風の多色刷りでとても素敵だったのですが、どちらかというと額に入れて飾るのに向いている感じで、手拭いとして使うのはもったいないと思ったのでタオルのほうにしました。真夏の暑い時期は冷凍庫で冷やしたタオルを首に巻いて近所まで買物に行ったりするので。でも、このタオルでそれをやったら危ない人みたいですね。
ちゃんとデジカメも持っていったんですが、考えてみたらほとんどの動物は金網や鉄柵やガラスの向こうにいるので、ちゃんとした写真はまったく撮れなかった。上野動物園のツイートを見ていると、いつもきれいに撮った写真が載っているので、自分もあんなふうに撮れると思いこんでいたのですが、あれは檻の中に入れるスタッフが撮ってるんですものね。
正門から入るとまずパンダ舎があります。ちょうど食事時だったので、二頭がものすごい勢いで竹(葉っぱはほとんどついていないので笹というより竹)をバリボリ食べていました。あれ、口の中に刺さったりしないのかなあ。口の中の皮膚がすごく硬いのかな。
大型肉食獣はどこもそんな感じで、見られてうれしいというよりは見るのがつらい感じでした。鳥もコンドルやワシなどの大型猛禽類はほんとに気の毒。狭いし高さも足りない。翼があって飛べるものをあんなところに閉じ込めるなんてひどいよなあ。それに比べると、動きの鈍い草食動物や体の小さな鳥や動物は素直に楽しんで見ていられます。まあ、カンガルーなんかは思いきり飛び回れるだけのスペースはないし、ペンギンもフラミンゴもあんな狭いところに何羽も入れられていればストレスがたまりそうですが(フラミンゴが3羽、ギャアギャア鳴きながら喧嘩をして突つきあってた)。
下の写真のカンガルー、撮りそこなったんですが、手前の子供カンガルーがこっちを向いて立ち上がり、片手を振ったんですよ(^^)。可愛かった!
夜の森にはコウモリもばさばさ飛んでいました。もちろんガラスの向こうでですが、暗くてガラスが見えないのでかなり怖いです。ベンガルヤマネコやジャワマメジカもいるはずなんですが、どっか陰に隠れているのか見えませんでした。
テナガザル、ゴリラ、バードハウスと見たあたりで疲れてきたので、あわてて西園に移動。本命を見る前に体力を使い果たさないようにしなくては。
ところで、いま、上野動物園は大々的な工事をしていて、あちこちが塀やブルーシートで覆われ、工事の音もしていて、残念な雰囲気です。あれってオリンピックで訪れる観光客を見込んでのものなのかしら。スポーツ観戦に来た人たちが動物園にまで足を伸ばすかどうか疑問ですけどね。よほど珍しいものがいるならともかく。
さて西園ではまずお目当てのハシビロコウのところにまっしぐら。ずっと見たかったんですよ、これ。なんとも言えない個性があるじゃないですか。
でも、残念。きょうは寒すぎました。何羽かいるはずなのに、一羽は屋内の狭い寝場所で横になったまま。もう一羽は庭の日当たりのいいところでぺったりと餅のように横になって微動だにしない。
かろうじて一羽だけが、熱を発する電気の下におなじみのポーズで立っていましたが、ここ、みんなが見にくる場所なのでガラスが傷だらけで汚れていて、写真がうまく撮れない。
なんとか撮れたのが左の一枚で、これでは目を開いていますが、他の写真ではすべてつぶったままで姿勢はずっとこのままでした。
まあ、動かないことが特徴の鳥だから仕方がないんだけど。ハシビロコウはプロが撮った写真を見てるほうがいいのかもしれません。
気をとりなおして小獣館へ。ここも暗くしてあるのですが、「夜の森」ほどではないのでなんとか写真が撮れます。ここは体が小さくて、たいていはもふもふなので、さっきのミミセンザンコウとは正反対に「かわいい~」「かわいい~」という声があっちでもこっちでも。
ここでいちばん可愛かったのはマヌルネコ。ふつうのネコと同じくらいの大きさで、ちょっとずんぐりしているけれど、身のこなしはとても軽くしなやかです。
手拭いもあって、和風の多色刷りでとても素敵だったのですが、どちらかというと額に入れて飾るのに向いている感じで、手拭いとして使うのはもったいないと思ったのでタオルのほうにしました。真夏の暑い時期は冷凍庫で冷やしたタオルを首に巻いて近所まで買物に行ったりするので。でも、このタオルでそれをやったら危ない人みたいですね。
by timeturner
| 2017-03-25 19:00
| 散歩
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