2015年 07月 28日
The Terwilliger Place |
9歳のオリヴァーは父親の転勤のために両親、兄のフィリップ、姉のマリーと共にニュー・デボンシャーの寂れた町に引っ越してきた。お化け屋敷のような家はぼろぼろで妙なことばかりが続けて起こるし、学校では同級生だけでなく先生までがオリヴァーより小さい。おまけに公共図書館で借りた町の歴史の本には、当たり前のようにノーム(小人)のことが書かれていた・・・。
本ばかり読んでぼんやりしている父親や性格の悪い兄、精神病院に入っていた頭のネジがゆるんだおばさんなど、ユニークな登場人物が多いし、恐ろしげな家の描写もなかなか怖がらせてくれて面白い。
本筋とは関係のないエピソードがだらだらと続いたり、肝心要のトラブルの原因が「その理由には触れられていないが」ですんじゃったりと、ちょっと素人くさいところはありますが、最後のあっと驚く意外な大物の登場と、後味のいい終わり方のせいで満足できる読後感でした。
The Terwilliger Place (English Edition)
作者:Chris Bartal
編集:Rebecca Tocheff
出版社:Amazon Services International, Inc.
ISBN:Kindle版
本ばかり読んでぼんやりしている父親や性格の悪い兄、精神病院に入っていた頭のネジがゆるんだおばさんなど、ユニークな登場人物が多いし、恐ろしげな家の描写もなかなか怖がらせてくれて面白い。
本筋とは関係のないエピソードがだらだらと続いたり、肝心要のトラブルの原因が「その理由には触れられていないが」ですんじゃったりと、ちょっと素人くさいところはありますが、最後のあっと驚く意外な大物の登場と、後味のいい終わり方のせいで満足できる読後感でした。
The Terwilliger Place (English Edition)
作者:Chris Bartal
編集:Rebecca Tocheff
出版社:Amazon Services International, Inc.
ISBN:Kindle版
by timeturner
| 2015-07-28 17:26
| 洋書
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