2015年 05月 17日
ファンタジーを描く~佐竹美保のダイアナ・ウィン・ジョーンズの世界~ |
「ギリシャに消えた嘘」と「マジック・イン・ムーンライト」の間に2時間くらい空きがあって、どうしようかと相談していたときに、そうだ教文館で佐竹美保さんの原画展をやってたはず!と思い出し、検索してみたら、なんと今日が最終日。これは行くしかありません。
教文館ビルの9階ウェンライトホールに行くと、ダイアナ・ウィン・ジョーンズの本の表紙や挿絵が約100点。本別に展示されていて、それぞれ本のあらすじと、その絵を描いたときの佐竹さんご自身のエピソードが掲示されていました。
表紙絵の原画は実際に使われたサイズの1.2倍くらいかな。もっとずっと大きく描いて縮小するのかと思っていましたが、とにかく微細に描かれているので、縮小すると細部がつぶれてしまうのかもしれません。そういえば東京国際ブックフェアで見た『雨ニモマケズ』の山村浩二さんの原画もほとんど原寸でしたっけ。
原画のほかにダイアナ・ウィン・ジョーンズの本の原書もたくさん展示されていましたし、佐竹さんの机の上に置かれている資料や画材も展示されていました。あんなに手のこんだ絵を描かれるわりには画材がシンプルだなあと思いました。まあ、全部は持ってらしていないのでしょうが、やはり「弘法は筆を選ばず」なのかもと思ったりして。
どの本だったか表紙や挿絵にハエをいっぱい描いたのですっかりハエにはまったというエピソードが書かれていたのですが、そのせいか、画材のあいまに針金と粘土みたいなもので作ったちっちゃなハエみたいなオブジェが飾ってあって、すごく可愛かった。ああいう細かいところで遊べちゃうのがアーティストですね。
きょうは最終日なので佐竹さんご自身が会場に詰めてらして、6階のナルニア国で本を買ってもっていくとサインをしてくださいました。これがいただいたサイン。本は『アーヤと魔女』で、中身はいまいちなんですが挿絵が一杯で絵本として楽しめるので選びました。その場で描いてくださった絵はトビラ裏のカラーページの一部にあるカットで、私もすごく好きな絵だったのでうれしかったです。
原画展はきょうで終わってしまいましたが、会期中のさまざまなニュースが教文館ナルニア国のサイトに出ています。
教文館ビルの9階ウェンライトホールに行くと、ダイアナ・ウィン・ジョーンズの本の表紙や挿絵が約100点。本別に展示されていて、それぞれ本のあらすじと、その絵を描いたときの佐竹さんご自身のエピソードが掲示されていました。
表紙絵の原画は実際に使われたサイズの1.2倍くらいかな。もっとずっと大きく描いて縮小するのかと思っていましたが、とにかく微細に描かれているので、縮小すると細部がつぶれてしまうのかもしれません。そういえば東京国際ブックフェアで見た『雨ニモマケズ』の山村浩二さんの原画もほとんど原寸でしたっけ。
原画のほかにダイアナ・ウィン・ジョーンズの本の原書もたくさん展示されていましたし、佐竹さんの机の上に置かれている資料や画材も展示されていました。あんなに手のこんだ絵を描かれるわりには画材がシンプルだなあと思いました。まあ、全部は持ってらしていないのでしょうが、やはり「弘法は筆を選ばず」なのかもと思ったりして。
どの本だったか表紙や挿絵にハエをいっぱい描いたのですっかりハエにはまったというエピソードが書かれていたのですが、そのせいか、画材のあいまに針金と粘土みたいなもので作ったちっちゃなハエみたいなオブジェが飾ってあって、すごく可愛かった。ああいう細かいところで遊べちゃうのがアーティストですね。
きょうは最終日なので佐竹さんご自身が会場に詰めてらして、6階のナルニア国で本を買ってもっていくとサインをしてくださいました。これがいただいたサイン。本は『アーヤと魔女』で、中身はいまいちなんですが挿絵が一杯で絵本として楽しめるので選びました。その場で描いてくださった絵はトビラ裏のカラーページの一部にあるカットで、私もすごく好きな絵だったのでうれしかったです。
原画展はきょうで終わってしまいましたが、会期中のさまざまなニュースが教文館ナルニア国のサイトに出ています。
by timeturner
| 2015-05-17 19:50
| 美術
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