2015年 01月 19日
ホイアンでオーダーメイド |
妹がオーダーした店Tuongはホテルで勧められたところで、ベトナムにしては高めでしたが、出来上がったものを見ると縫製がきちんとしていて値段だけのことはありました。
私はまるでその気がなかったのに、妹がオーダーするのを見たあとで町を歩いていたら好みの生地があり、見ていたら引っ張り込まれて、あれよあれよという間に作ることになってしまった。店(名前は45です)にある服を見ながら、襟開きはこんな感じ、ウエストラインは絞らずにまっすぐゆったり、袖は長袖と注文をつけました。ジーンズの上にチュニック風に着られるミニワンピースがほしいと思っていたのです。わかったふうにOK、OKと言うのでこちらの希望を理解しているのだろうと思っていたのですが、ゆったり服のわりには体の寸法をかなり細かく測っていたので少し心配ではありました。
で、翌日とりにいって試着してみたら、ボディコン(死語)、ピチピチ。
えーっ、こんなぴっちりしたの着られないよーと言ったら、大丈夫、大丈夫と言いながらふたりがかりで後ろのダーツをほどき始めた。それでもまだ腹まわりがきつめだったけど、これ以上直しようがないのであきらめて引き取ってきました。まあ、生地代こみで20ドルですからね(涙)。縫製も妹が作ったものに比べるとめちゃくちゃ粗い。やはり多少高くてもちゃんとした店で、こちらが持っていった見本通りに作ってもらうのがいちばんだと納得しました。
帰宅してから前身頃のダーツを自分でほどいて、ようやく息ができる程度のゆとりができました。ミシンがあれば脇をあと1センチくらい出して、裾にスリットを入れて歩きやすくしたいんだけど。
靴やバッグもオーダーできます。ただ、これもやはり店を選ぶ必要がある。初めはホテルで勧められた店に行ってみたのですが、置いてある見本がいまいちだったのでやめにして、ぶらぶら歩いていたら可愛いブーツを飾ってある店Casaをみつけました。試しに履いてみたらなかなかいい。ただ、思っていたより高め(60ドル)で、値段の交渉をしてもあまり下げてくれなかったのでいったん店を出ました。妹が服を作った店では値段が折り合わなくて店を出ようとしたら呼び止められ、そこから延々と交渉があって納得いく値段まで値切ったのですが、この店は店員のお姉さんに決定権がないのかまるでだめで、それじゃあと言ったらそれっきりでした。
で、翌日の夜、ディナークルーズのあとで妹がシクロを雇って取りにいってくれて私のホテルまで届けてくれたんですが、妹のブーツはよく見たら裏地が破れていたらしい。無理やり引っ張ってるうちに破れちゃったんでしょうね。でも、翌朝にはホイアンを発つのでどうしようもありませんでした。短期間の滞在でのオーダーにはこういう危険がつきものなんですね。というか、靴やバッグといった革製品は、年季を積んだ職人が時間をかけて作るもので、素人に毛のはえたような人が2、3日で作るなんてありえないのだと思います。
帰国してからよく見たら、私のブーツは長さが右と左で1.5cmほど違ってた。バッグの縫製も粗く、裏地はペラペラですぐに破けそう。まあでも、足と脚のいろんなところの寸法を測って作っただけに足(脚)にぴったり合っていて履き心地はいいので、それなりに納得しています。
by timeturner
| 2015-01-19 19:09
| 旅行
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