2012年 05月 22日
竜の子ラッキーと音楽師 |
心やさしい旅の音楽師が海辺を歩いていると、卵が落ちていた。音楽師が竪琴をかなでて歌を歌うと、卵が割れて中から竜の赤ちゃんが顔を出した。音楽師は竜の子をラッキーと名付けて一緒に旅をするようになるのだが・・・。
イギリス中世を舞台にした吟遊詩人と竜の子供の友情物語です。書かれていることはわりあいありがちで、先が読めるようなことばかりなんですが、なんでだろう、ものすごくやさしい気持ちになって心がほんわかしてきます。絵のタッチも関係しているのでしょうが、文章の流れのせいかなあ。
ローズマリ・サトクリフはローマン・ブリテン三部作で有名でファンも多く、私も読んでみようとしたことはあるんですが、なぜかどうしても入りこめずに挫折した経験があるのですが、この本はとても気に入りました。どうしてでしょうね。歴史小説ではなくお伽噺だからかな。またローマン・ブリテン三部作にも挑戦してみようかなあ。つい最近『第九軍団のワシ』は映画化されていましたよね。
竜の子ラッキーと音楽師
原題:The Minstrel and the Dragon Pup
文:ローズマリ・サトクリフ
絵:エマ・チチェスター=クラーク
訳者:猪熊葉子
出版社:岩波書店
ISBN:4001106221
イギリス中世を舞台にした吟遊詩人と竜の子供の友情物語です。書かれていることはわりあいありがちで、先が読めるようなことばかりなんですが、なんでだろう、ものすごくやさしい気持ちになって心がほんわかしてきます。絵のタッチも関係しているのでしょうが、文章の流れのせいかなあ。
ローズマリ・サトクリフはローマン・ブリテン三部作で有名でファンも多く、私も読んでみようとしたことはあるんですが、なぜかどうしても入りこめずに挫折した経験があるのですが、この本はとても気に入りました。どうしてでしょうね。歴史小説ではなくお伽噺だからかな。またローマン・ブリテン三部作にも挑戦してみようかなあ。つい最近『第九軍団のワシ』は映画化されていましたよね。
竜の子ラッキーと音楽師
原題:The Minstrel and the Dragon Pup
文:ローズマリ・サトクリフ
絵:エマ・チチェスター=クラーク
訳者:猪熊葉子
出版社:岩波書店
ISBN:4001106221
by timeturner
| 2012-05-22 22:34
| 和書
|
Comments(2)
Commented
by
八朔
at 2012-05-22 23:34
x
ローズマリ・サトクリフ、三部作以外にもたくさん書いているのですね。この本、良さそう。「ものすごくうるさくてありえないほど近い」を見たときに「第九軍団のワシ」の予告編を観たのですが、渋谷のみの公開だったので、どうしようかな、と思っているうちに過ぎてしまいました。
0
Commented
by
timeturner at 2012-05-23 09:12
八朔さん
映画「第九軍団のワシ」は話題にもならず、ひっそり終わってしまった感がありますよね。あまり出来がよくなかったのかなあ。それとも日本人にとっては異質な時代背景でうけなかったのか。「リトル・ダンサー」のジェイミー・ベルや、マーク・ストロングも出ているのでDVDになったら見るつもりです。
映画「第九軍団のワシ」は話題にもならず、ひっそり終わってしまった感がありますよね。あまり出来がよくなかったのかなあ。それとも日本人にとっては異質な時代背景でうけなかったのか。「リトル・ダンサー」のジェイミー・ベルや、マーク・ストロングも出ているのでDVDになったら見るつもりです。