2011年 08月 04日
機械翻訳で回収騒ぎ |
『アインシュタイン その生涯と宇宙 下』という本の一部の章が機械翻訳そのままで出版されて、あっという間に抗議が出版元である武田ランダムハウスジャパンに殺到し、回収することになるという騒動があったようです。あまりにもひどい訳なので稀少本になるかもしれないと、すでに高値になっているとか。まったく、世の中いろんな人がいるものです。どうしてそうなったかの訳者からの事情説明が上記アマゾンのリンクのカスタマーレビュー(★ひとつ)の中に出ています。
たまに翻訳本を読んでいて「機械翻訳みたいだなあ」と思うことがありますが、実際に機械翻訳を使っている出版社もあるんですね。それがいちばんの驚き。編集長はクビでしょうね。下手すると訴えられるかも。でもきっとこの出版社、社長がワンマンなんだろうなあ、とちょっと編集長に同情したりもします。
【後記】そしてなんと、版元の武田ランダムハウスが2012年12月に破産してしまいました。やっぱり回収騒ぎが堪えたんだろうなあ。いい本もけっこう出していたのに気の毒です。やはり本というものは1冊1冊を丁寧に作っていかなくてはいけないと、誰もが感じたのではないでしょうか。
たまに翻訳本を読んでいて「機械翻訳みたいだなあ」と思うことがありますが、実際に機械翻訳を使っている出版社もあるんですね。それがいちばんの驚き。編集長はクビでしょうね。下手すると訴えられるかも。でもきっとこの出版社、社長がワンマンなんだろうなあ、とちょっと編集長に同情したりもします。
【後記】そしてなんと、版元の武田ランダムハウスが2012年12月に破産してしまいました。やっぱり回収騒ぎが堪えたんだろうなあ。いい本もけっこう出していたのに気の毒です。やはり本というものは1冊1冊を丁寧に作っていかなくてはいけないと、誰もが感じたのではないでしょうか。
by timeturner
| 2011-08-04 20:03
|
Comments(0)