2011年 07月 25日
グリーン・ノウの魔女 |
オールドノウ夫人の養子になったピンと、甥のトーリーは一緒にいったキャンプ学校からグリーン・ノウに帰ってきた。明日からのさまざまな遊びに思いをめぐらすふたりだったが、そんなところに来客があった。ジュネーヴから来た女性博士で、かつてグリーン・ノウに寄宿していた錬金術師の書物を探しているという・・・。『グリーン・ノウのお客さま』に続くシリーズ5作目。
うわあ、シリーズでいちばんファンタジー色が強いです、これ。これまでの巻でも不思議なことはたくさん起こったけれど、それは子どものイマジネーションから生れたことだと解釈することも可能でした。でも、今回は正真正銘の魔法、魔女、悪魔。しかもけっこう怖いです。
子どもだましのゲーム感覚の魔女ではなく、大人でもすっと背筋が冷えるような場面がいくどかありました。とはいえ、子どもたちとおばあさんがきちんと立ち向かい戦ってくれるので怖いまま取り残されるということはない。大人の本だと読み終わってからじわじわと怖くなって、眠れなくなるなんていうのもありますが、私、ああいうの苦手なものでこの程度で充分です。
グリーン・ノウの魔女 (グリーン・ノウ物語 5)
原題:An Enemy at Green Knowe
作者:ルーシー・M・ボストン
訳者:亀井俊介
出版社:評論社
ISBN:4566012654
うわあ、シリーズでいちばんファンタジー色が強いです、これ。これまでの巻でも不思議なことはたくさん起こったけれど、それは子どものイマジネーションから生れたことだと解釈することも可能でした。でも、今回は正真正銘の魔法、魔女、悪魔。しかもけっこう怖いです。
子どもだましのゲーム感覚の魔女ではなく、大人でもすっと背筋が冷えるような場面がいくどかありました。とはいえ、子どもたちとおばあさんがきちんと立ち向かい戦ってくれるので怖いまま取り残されるということはない。大人の本だと読み終わってからじわじわと怖くなって、眠れなくなるなんていうのもありますが、私、ああいうの苦手なものでこの程度で充分です。
グリーン・ノウの魔女 (グリーン・ノウ物語 5)
原題:An Enemy at Green Knowe
作者:ルーシー・M・ボストン
訳者:亀井俊介
出版社:評論社
ISBN:4566012654
by timeturner
| 2011-07-25 22:41
| 和書
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