2010年 01月 10日
木曜日の朝、いつものカフェで |
夫を亡くして7年、ふたりの子供たちも遠くに離れ、改めて孤独を感じるようになったリズは病院の事務局長で57歳。夫が二十歳の娘と恋愛をしたために離婚する羽目になったクレアは50歳。ふたりの息子たちとの生活には不自由しないが今でも夫が許せない。40歳のジュリアは息子と娘の手が離れ、念願の手芸品店を始めてようやく軌道に乗り始めたときに妊娠がわかり動揺する。女優を夢見る若いカレンは優等生の姉と常に比べる母親と折り合いが悪い。年齢も境遇もばらばらな4人が大学の特別講座で知り合い、意気投合して、毎週木曜日にカフェで一緒に朝食をとり、1週間の出来事を話し合うようになる・・・。
仕事、恋愛、子育て、夫婦の問題、家庭内暴力、病気、死・・・女性が生きていくうえで遭遇するさまざまな悩みや苦しみ、喜びや感動をお得なパック詰めにしてみました。お好みの味をお選びください、って感じです。
読んでいる間はひきこまれるし、読後感も悪くはないんですが、なんというのかなあ、あまり上等ではない感触。コンビニで売ってるお菓子みたいな味がして、手放しで満足できません。女性が関心をもちそうなテーマを集めて、職人肌の作家がうまくまとめれば出来ちゃうみたいな。暇つぶしに読むには最適だと思いますが。
原題:Thursdays at Eight
作者:デビー・マッコーマー
訳者:石原まどか
出版社:扶桑社
ISBN:4594039405
仕事、恋愛、子育て、夫婦の問題、家庭内暴力、病気、死・・・女性が生きていくうえで遭遇するさまざまな悩みや苦しみ、喜びや感動をお得なパック詰めにしてみました。お好みの味をお選びください、って感じです。
読んでいる間はひきこまれるし、読後感も悪くはないんですが、なんというのかなあ、あまり上等ではない感触。コンビニで売ってるお菓子みたいな味がして、手放しで満足できません。女性が関心をもちそうなテーマを集めて、職人肌の作家がうまくまとめれば出来ちゃうみたいな。暇つぶしに読むには最適だと思いますが。
原題:Thursdays at Eight
作者:デビー・マッコーマー
訳者:石原まどか
出版社:扶桑社
ISBN:4594039405
by timeturner
| 2010-01-10 19:49
| 和書
|
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